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次につながる反省法

菊地茂

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 本日は、相続と建設業許可申請に関するご相談をお受けいたします。また、NPO法人シャロームの会では、精神障がい者の就労支援に関するご相談をお受けいたします。

 本日は、増田泰司先生の言葉をご紹介いたします。

 失敗を経験すると、落ち込んだり、嫌な気持ちになったりします。しかし、TCSで学んでおられるあなたにとっては、失敗は「ダメだった」ということではありませんね?
 そもそも「失敗」とひとくくりに言いがちですが、実際には「まるっきり良いところが無かった」ということはありません。うまくいったところと、改善が必要なところとが混じっているのではないでしょうか?たとえ1:99の割合であったとしても。
 ですから、あなたが失敗を反省するときには、うまくいった点を見出して次回への励みとし、改善点を見出して次回への学びとしておられるでしょう?
 もしそうしていらっしゃらないとしたら、失敗したと思ったときに、自分に問いかけてください。「うまくいったことは何?」それからまた尋ねます。「そして、これらが改善したらいいことは何?」こうすることで、失敗が次回の成功につながるのです。
 この反省方法は、自分の反省だけでなく、他の人を指導するときにも使えます。ただし、良かった点と改善点を尋ねる質問をつなぐ、接続詞が「そして」だということに注目してください。
 「でも」とか「だけど」を使うと、せっかくの前半の励ましが台無しになりますので注意してくださいね。

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