仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、入管法在留資格許可申請のご相談をお受けいたします。
午後は、NPO法人シャロームの会でメンバーとの全体会と心の相談会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
人気落語家・立川志の輔さんの落語からのお話です。ある小学校に、「ミカンが81個あります。これを三人に等しく分けなさい」という割り算がなかなかできない子どもさんがいました。その子どもさんの答えは、「ジューサーでジュースを三等分する」というものでした。
困りはてた先生はお父さんに相談しました。お父さんは「なぜジューサーなんだ!」と我が子を叱ったところ、子どもさんはこう言ったそうです。「ミカンによって大きさが違うし、甘いミカンもあればすっぱミカンもある、自分はすっぱいミカンを食べるのは嫌いだけれども、だからといって友達だちにすっぱいミカンを食べさせるのもかわいそうだ。だからジューサーでジュースにすれば、大きいのも、小さいのも、すっぱいのも『等しく分ける』ことができるじゃないか」。考えさせられる話だなと思いました。同時にこんな発想ができる子どもさんの心の豊かさに感動しました。81÷3=27だけが答えとはかぎりません。
様々な方々のお話をお伺いしますが、つい私も自分の固定概念をもって相手を理解しようとします。しかしその固定概念を外さない限り、相手の本音の叫びを聴くことはできません。
いろんな視点で物事を見ていきたいものです。答えは一つとは限りません。いろんな答えがあるから人生は楽しいのです。