仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、NPO法人シャロームの会で運営しております精神障がい者の就労支援施設、カフェ・ギャラリー「太陽とオリーブ」で「海鮮チヂミで交流会」として、11:00~13:00までオリーブサロンを開催致します。
本日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
セミナーなどで、「『今朝のあなた』というテーマでお隣の方に話をして下さい」というロールプレイをすることがあります。すると、こんな話が聞こえてきます。
「朝6時に起きて、家族といつものようにトーストとコーヒーで朝食をすませました。それから駅まで歩いていって、目黒駅の売店で新聞を買いました。そして山手線に乗って新宿駅で降りて、会社に行きました。」ほとんどの方がこんな感じで、出来事は詳細に話してはいますが、ご自身の気持ちについては話をなさらないものです。
そこで、私は「もう一度同じ話を、その時のあなたの気持がどうだったかを思い出しながら言葉にして話してみてきください。」と申し上げます。すると、「朝6時に目を覚ました時にすがすがしい気持ちでした。家族との朝食も楽しい会話が弾み、駅まで歩きながら、『これも健康管理の一つだよな」と自分を誇らしく思えました。いつものように駅の売店で新聞を買った時、お釣りをくれた店員さんの笑顔がさわやかだったのが印象に残りました。山手線は満員電車で苦しく、……」。こんなふうに話をするとお話の景色が見えてきます。
自分の感情を大切にし、同時に上手な感情表現のトレーニングとして、この方法は優れていると思います。「今朝のあなた」はいかがでしたか?