仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は、入管法在留資格変更申請と建設業許可申請のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
人を指導し、育成することはとてもやりがいのあることです。一生懸命、相手を変えようとしてもなかなか思うように進まないことがあります。それはなぜでしょうか?
「変化」は人間がもっとも恐れることの一つです。自分自身が変化し成長していく過程は、体験したことのない道の世界ですから、どうしても不安が伴います。それゆえ、人を変えようとする構えはかえって相手から抵抗を呼び起こし、そっとしておけば成長するものまでも、阻むことがしばしばあります。子育てでも人育てでも、手をかけすぎた相手より、あまり手がかけられなかった相手の方が、かえってよく育つことがよくあるものです。
変えようとすることは、今ある相手を否定することになりますから、カウンセリングの基本である「受容」(=相手のあるがままをうけいれること)とは異なります。人は受容されることによって安心して現時点の自分を見据え、自分の決断として変化することができます。相手がなかなか変わらないとしたならば、それは相手の問題であると同時に、もしかしてこちら側の対応の問題でもあるかもしれないと言う意識をお持ちになることです。
人育ての基本は、受容であることを今一度心したいものですね。