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上司と上司との関係

菊地茂

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 本日は、相続に関するご相談をお受けいたします。
 尚、NPO法人シャロームの会では精神障がい者への関わりについてのご相談をお受けいたします。
 また、夕方はNPO法人シャロームの会の理事会が開催されます。
 
 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 上司と部下の関係をどうしたら良いものにできるのか?よく聞かれる質問の一つです。しかしその前に、もっと大切なことがあります。それは「上司と上司の関係」です。例えばA課長にB係長そしてC社員がいたとします。A課長とC社員の関係は良好。B係長とC社員との関係も良好です。しかしA課長とB係長の関係がとても悪い。
 この状況はC社員にはとてもつらいものになります。A課長と楽しく話をしていても、常にB係長に視線が気になる。B係長と話をすると、必ずと言っていいほどA課長の悪口を聞かされる。さらにはA課長に呼び出されて「B係長にさりげなく例の件のことを言っておいてくれ」と課長が直接言えないことを、部下を間に立てて伝えようとする。
 一番ストレスを感じるのはC社員です。結果、自分が本来するべき目の前の仕事に集中できず、ミスが続いたりします。これが日常化していけば、組織全体にダメージを与えることにもなりかねません。
 この問題の出所は、言うまでもなくA課長とB係長の関係です。「上司と部下の関係」を考える前に、特に管理職の人たちに問われるのは、「上司と上司の関係」ではないでしょうか。子どもさんが父親と母親との関係に敏感なように、部下は上司たちの関係に敏感です。「上司と上司の関係」が豊かであると部下たちはとても働きやすくなります。健全な組織を作る上で大切な鍵ですね。

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