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べてるの家恋愛大研究~3~

菊地茂

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 本日は、NPO法人シャロームの会で運営しております精神障がい者の就労支援施設カフェ・ギャラリー「太陽とオリーブ」の土曜営業日です。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 今日もべてるの家恋愛大研究のご紹介です。

3・べてるの家恋愛大研究
 
①当事者研究では恋愛とは一種の究極の“誤作動”と考えられている。
②一般的に私たち人間は誰も“誤作動”だらけの毎日を過ごしている。たとえば、心理学の「つり橋理論」の“誤作動”。しかし、べてるのメンバーのかかえる“誤作動レベル”はその何倍も強烈で、“誤作動体質”は、メンバーの暮らしに様々な影響を与えている。
③“病気”というセンサーについて
・仕事と健康という2つの有力なものを持つ若者が「婚活」ということばに代表されるように一生懸命努力するものに変わってきている。
・仕事にも健康にもハンディを持つメンバーが恋愛や結婚のチャンスに恵まれないのも当然?
・世の婚活を目指す女性が男性に求める第一条件が「経済力」であるのに対して、べてるのメンバーは「人間力」をあげる。つまり、人一倍の“誤作動体質”をかかえるメンバーたちが、恋愛という難しいテーマに挑戦する中で見えてくるのはいつも「一番大切なものは何か」を見極め、それを実行しようとする志と、様々な失敗にもめげずに、常に「研究」という地位に戻り、仲間と繋がり合い、生きようとする姿勢。
④当事者研究をうまくいく恋愛おツボ
・弱さの情報公開―必要最低限の「自分の弱さの情報公開」をすることが、コミュニケーションを育む大切なポイント。
・求めよさらば与えられる
・求めよさらば逃げられん
・求めよさらば逃げられん
・求めよさらば入院せん
・モデルを持つ
・割勘の法則
⑤恋愛や子育てに「トラブル」はつきもの。もし問題があったとしても、恋愛や子育てが問題ではない。「問題」をかかえたまま「孤立」してしまうことが問題。

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