仙台の行政書士より241124心のメッセージ
新年あけましておめでとうございます。
2011年が皆様にとって良い年となりますよう心よりお祈りさせていただきます。
今日も田中信生先生の言葉の紹介です。
【一さじの砂糖
保育園の先生が、こんな話をして下さいました。園児たちに「今まで見たビデオの中で、もう一度見たいものがありますが?」と聞くと、子どもたちがみんなで「マザー・テレサのを見たい!」と言うのだそうです。実は子どもたちは、マザー・テレサではなく、そこに、登場人物として出てくる「ネリー」という少年の話に感動するのだそうです。
マザー・テレサはご承知のように、インドのコルコタの町で死にゆく人たちの友として慰め励ます働きをしていた方です。
インドでは砂糖が非常に貴重だそうです。それで、砂糖が不足していることを知った四歳のネリー少年は、自分が紅茶に入れる砂糖一さじ一さじを我慢して小瓶に入れ、それをマザーのところに持って来たという話が出てくるのです。
園児は、その話に感動するのだそうです。私はそれを聞いて、「人間には、本当はネリーのように『他者のために』という思いがある。それに感動する心が日本の子どもたちにもあるんだな」と思い、希望が湧いてきました。
あなたはどんな一さじの砂糖を与えたいと思いますか。】