仙台の行政書士より241124心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請のご相談をお受けし、午後は国籍帰化許可のご相談をお受けおたします。
今日は、田中信生先生の言葉をご紹介いたします。
Aさんが、私にこんな質問をしてこられました。「自分はBさんに苛立ってしまうのです。なぜ彼女は仕切りたがり、口数多くうるさいのですか?」
そこで私はいつものように「その方はどなたかに似ていませんか?」と得意な質問で尋ねたところ、「田中先生に、そう聞かれると思っていました。でも私はあの人とは決して似ていません」と語気を荒げられるのです。
そこでさらに私は「なぜそのように強く否定しなければならないのですか?」と尋ねると、ポツリポツリとAさんは、自分にもあるBさんと似ているところを語り始めました。
最初は悔しそうでしたが、最終的には「全く同じだ」というところに落ち着いた頃には、Aさんはとても平安な表情をしておられました。Aさんはリーダーとして健全な支配性が本来自分の内側にあるのに、その自分を責めていたのです。だから支配性をもろに全面に出しているBさんを見ると、相手を拒否すると同時に、「私はBさんほどではない」と本来の自分も拒否してしまっていたのです。
「それでいい、それが私だ」と、自分を受け入れると、今までの攻撃的でかつ防御的な自分(それもまた自分の本体を守る大切なエネルギーだったのですが…)から自由になります。結果、自分に新たな可能性を発見し、人間関係も豊かになります。