仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は午前中、NPO法人シャロームの会で心の相談並びに精神障がい者の財産管理についてのご相談をお受けいたします。
午後は、派遣労働者に係る安全衛生管理セミナーに出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉をご紹介いたします。
元NHKアナウンサーである鈴木健二氏はある本の中でこのようなことを書いています。
日本では、朝起きて、身近な人にあいさつをする人は数パーセントだそうです。つまり、百人の中で、数人だと言うのです。ほとんどは、ヌーッと起きて来るだけ。けれど、これらの人もひとたび会社に行くと、百パーセント「おはようございます」とあいさつをするというのです。なぜ家ではあいさつをしないのでしょう。その答えは、家で言っても一銭にもならないからなのです。
サービスに生きるとは、無駄や損をいっぱいすることではないでしょうか。もちろん、無駄が良いという意味ではありません。ただ最近は、生活の中での無駄を徹底的に排除する傾向があると思います。お金にならないことはしないで、できるだけ計算高く生きる。もちろんそういったことも生活していく上ではとても大切なことですが、それだけでは人生が殺伐としてきます。
サービスというのは、忙しさの中で心をほろぼさないために、惜しみなく物やお金、能力や気持ちをふりまいていくということです。そうしますと、それが必ず芽を出し、人々だけではなくあなたの人生を豊かにすることは言うまでもありません。