仙台の行政書士より241123心のメッセージ
今日は、チョー・ヨンギ先生の言葉です。
このように、義を追い求める者はいのちに至り、悪を追い求める者は死に至る。(箴言11:19)
ギリシャの哲学者ソフロンは、すでに成人している息子と娘にも、よくない友人との交わりをゆるしませんでした。娘が、ある軽薄な夫人を訪問すると知った彼は、強硬に反対しました。すると娘は不満に満ちた声で言いました。「お父様、私はよくない人からすぐに影響を受けて、自分も悪に染まるような人間ではありません。」それを黙って聞いていたソフロンは、石炭を一握り娘に持たせました。「それでは、手を汚さずにこれを手にとってごらん。」娘はやってみましたが手は真っ黒になりました。「どんなに努力しても手を汚すしかありませんでした。」「よくない人と交わるのも同じことだよ。」
朱に交われば赤くなるという言葉があります。この言葉のように義人は義人同士、悪人は悪人同士仲間になります。悪人たちが手を取り合ったら悪の勢力はもっと大きくなります。しかしどんなに強大な悪であっても悪は必ず滅亡します。たとえお互いに結託して手を結びどんなに同盟を結んだとしても、決して神の刑罰を免れることはなく、滅亡してしまうのが悪人の運命なのです。