孤独からの解放

　本日は、午前中建設業許可取得に関する件とフィリピンから子供さんを呼ぶ件に関してのご相談をお受けいたします。
　また、午後は長年顧問をさせていただいております会社様で建設業法研修会で講師をさせていただきます。
　夕方は仙台コーディネーター協議会に出席致します。

　今日は、田中信生先生の言葉の紹介です。


　人はみな『孤独』を恐れます。そのため、望んで不自然な束縛の下に身を置こうとする人さえいます。私たちの身の回りで、起こる色々な面倒なことを追跡すると、その根源に、『一人で居られない』ということがよくあります。現代は科学の恩恵に浴し、便利な時代であるにもかかわらず、孤独の病は加速化しています。
　裏切られた、病気をした、年をとった、死別した、だから孤独を感じるのではありません。人は、生まれたときから、実は孤独なのです。ただ、それに気づいていなかっただけで、いろいろな出来事を通して、「自分が孤独であった」ことに気づかされたに過ぎないのです。前述したような孤独を感じさせる出来事は「孤独の原因」ではなく、「孤独の症状」といってもいいかもしれません。
　孤独から逃れるために人に愛され、受け入れられたいと、愛情乞食になる人がいます。それはどこまで行っても孤独が癒されないどころか、ますます孤独を深め、真の解決の道ではありません。孤独からの解放は、愛されようと努力することではなく、他者を愛そう、少しでも人のお役に立とうと生きることです。これが、唯一で、確かな、孤独からの解放の道です。