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小事に忠実なことがチャンスをつかむ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請についてのご相談をお受けし、午後は相続と入管法の永住許可申請のお相談をお受けいたします。

 今日は中村芳子さんの言葉の紹介です。

 豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎という名前で足軽だったころ、織田信長のぞうりの番をした。信長がぞうりを履くと妙に暖かい。「この不精者め、わしのぞうりを尻にしいていたな」と怒ると「いいえ、懐に入れて暖めておりました」という逸話である。
 とるに足らない仕事を忠実にこなし、しかも頭を使うことで「こいつは他のやつと違う」と思わせている。計算ずくだったろう。
 聖書に、金持ちの主人が家を留守にして、三人の召使にお金を預ける話がある。金額はそれぞれ違う。二人は商売をしてお金を倍に増やすが、一人は土に埋めて隠しておく。
 帰って来た主人は、先の二人の召使をほめていう。
 「小さなことに忠実だったから、今までの二倍の仕事を任せよう」
 しかし、埋めていた召使は「せめて銀行に預けておけば利子がついたのに」と叱られ追い出されてしまう(2000年前にイエスが銀行について語っているのは驚きだ!)。
 大きな仕事を任せられるためには、小さな仕事をきちんとやりとげること。
 どんな仕事にもリスクがある。小さなことから始めれば、やがて大きなリスクにも取り組める。

 主人は言った。「忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ」   マタイによる福音書25:21

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