一番の関心事

　本日は終日仙台福祉プラザで開催されます「障がい者就労セミナーinみやぎ・せんだい2010～つながろう確かな足取りで～」に実行委員として参加しております。
　尚、NPO法人シャロームの会では昼食時に100個のお弁当を販売いたします。

　今日は、田中信生先生の言葉の紹介です。

　人間にとっての一番の関心事は、自分自身の事です。集合写真を見るときは、だれでも一番最初に探すのは自分の顔ではないでしょうか？また自分の名前が呼ばれる時、喜びを感じることが多いものです。
　そのことを物語るエピソードがあります。1733年、イギリスのジェームス・オグルソープ将軍は、新大陸（アメリカ）の大西洋岸に植民地を建設しようと計画しました。しかし、時のイギリス国王ジョージニ世は、財政難を理由に、頑として許可しません。
　そこで将軍は、国王の名前にちなんだ名称を植民地に付けることを国王に提案しました。それを聞いたジョージニ世はとても感動し、植民地建設を許可したばかりでなく、建設に際しての一切の費用を捻出（ねんしゅつ）してくれたのです。これがアメリカ南部の州、現在のジョージア州の名前の由来です。
　人間関係のコツは、人の名前をしっかり覚え、その名前を呼んで差し上げることです。相手の方はあなたから愛と温もりを感じることでしょう。
　某有名ホテルのドアボーイの方は、五千人のお客様の顔と名前が一致するそうです。まずは、身近な人の名前から始めてまいりましょう。