仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、午前中仙台入国管理局に在留期間更新申請へ行きます。午後は、離婚に伴うご相談と、子どもさんのひきこもりに関するご相談をお受けし、夕方は会社のメンタルヘルスに関するご相談をお受けする予定です。
今日は、増田泰司先生の言葉のご紹介です。
武田鉄矢さんと言えば、自他共に認める坂本龍馬ファンですが、そのきっかけは、司馬遼太郎さんの書いた「竜馬がいく」を読んだことでした。そして、それを知った司馬さんが武田さんを家に呼んでくださったことがあったそうです。そのとき司馬さんは、龍馬が手帳に記していた言葉の一つを書いた言葉を贈り、武田さんの宝ものとなりました。
その言葉とは、「厚情必ずしも人情に非ず。薄情の道忘るるなかれ」です。
人に親切にしたり助けたりすることはすばらしいことです。しかし、助けることがかえって相手を依存的にさせたり、一人でやりたいと思っている相手の自尊心や達成感を奪って、かえって嫌な思いをさせてしまったりすることもあります。
薄情と思えても、相手のために手や口を出さないでいる。それは、見捨てたり突き放したりすることではありません。相手を信じて見守るということです。それもまた愛情の一つの形です。
私たちが良き援助者となるためには、相手のために何ができるかを考えるとともに、相手のために何をしないでいてあげるかをも考えなければなりません。