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究極の安堵感

菊地茂

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 本日は午前中、株式会社設立のご相談と子供さんのひこもりに関するご相談をお受けしました。午後は、仙台商工会議所で開催される「緊急経営者セミナー2010」に出席いたします。

 今日は、田中信生先生の言葉をご紹介いたします。

 自分を受け入れていくという作業は、人生の中で最も大きなプロジェクトのひとつかもしれません。いかに多くの人が、自分ではない自分いなることに莫大なエネルギーを費やしていることでしょうか。
 どうしても自分にないものの方に価値を見出し、自分でない自分になることが素晴らしいという誤解を、人は持つ傾向があります。特に短所と言われる部分や、認めたくない自分の性質は、なかなか「それが自分である」と受け入れることに多くの人々が困難を覚えるものです。
 でも受け入れると、今までその自分を隠そうとしていたエネルギーを使う必要がなくなるので、自分を受け入れた分だけ、私たちはストレスから解放され、今まで味わったことのないような充足感に包まれます。具体的な方法として、「私は、欲張りです」「私は、弱い人間です」とそうは思えなくても、自分の実体を大きな声で何回も唱えることをお勧めします。最初のうちは、違和感を感じたり、葛藤を覚えたりするかもしれません。しかし、何回か唱えていくうちに、飛行機が着陸するように、「自分が自分自身に着陸した」という、究極の安堵感を覚えられるでしょう。


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