聞くのに早く、話すのに遅く。

　明日は、私が理事長をさせていただいておりますNPO法人シャロームの会のカフェ・ギャラリー「太陽とオリーブ」で、午後1時より第4回オリーブサロン「仙台の古い町並発見」を開催致します。フリーライターの西大立目祥子さんをゲストとしてお迎えしますので、皆様どうぞ足をお運びください。心よりお待ちしております。

　尚、本日は精神障がい者との交流会と心の相談会を「太陽とオリーブ」で開催致します。


　今日は、中村芳子さんの言葉をご紹介致します。

　賢く見られるにはしゃべらないことだ。しゃべりすぎると、知識に乏しく考えが浅いのがばれてしまう。皆が思い思いに話している時、静かに聞いている人は思慮深く見える。
　ずっと耳を傾けてた人が最後にシャープな一言をつぶやくのはかっこいい。
　『ヤコブノ手紙』は、日々の生活で実践すべき具体的アドバイスに満ちている。
　その中のひとつ。「聞くのに早く、話すのに遅くあれ」
　聞くことはコミュニケーションの基本だ。まず聞く。聞く。聞く。聞く。そして話す。
　自分の話を十分に聞いてもらえた人は満足するので、良い関係を築くことができる。口下手な人が営業で成功するのは、そういう理由かもしれない。
　次いでヤコブは、「怒るのに遅くあれ」と加えている。
　まず相手の言い分をしっかりと聞き、相手の立場で考えれば、すぐに怒らずにすむ。
　それでも怒りが込み上げてきたら、深呼吸をして10数えよう。
　心が落ち着いて、冷静に対応できる。


だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。人の怒りは神の義を実現しないからです。　ヤコブの手紙1：19～20