仙台の行政書士より241123心のメッセージ
本日は、田中信生先生のコラムより引用させて頂き皆様にご紹介致します。
『身の丈の人生』
賞賛を得ようとして、無理なことをしようとする人がいます。人に認めてもらわないと自分の存在を感じることができないからです。そして、その時だけ良ければと刹那的な生き方をします。仕事も、その場限り、その時さえ良ければいいという取り組みになります。
このような人は、いつも自分をよく見せる必要があるため、精一杯がんばり、身の丈以上の事をしなくてはいけないという『脅迫観念』につきまとわれます。これは、人生をつらいものにします。
子供にたとえると、愛に飢えて、大人が驚くような、実力以上の作品に挑戦する子がいます。このような子は、いつも「すごい!」と言われないと満足しません。しかし、身の丈を生き、目的を持ていると、必要以上に他人の目を意識しません。
子供は、ほめられるためではなく、“遊ぶ”という本来の目的に合うものを作り、それに工夫を凝らします。そこには、周りの大人たちの賞賛からではない、自分の内側から湧き上がってくる喜びがあります。
神さまがあなたに与えた『身の丈の人生』を感謝をもって歩む、そこに真実の満足があるのです。
(週刊一元ファックス第407号より 田中信生著)