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試練は宝に変わる~作家 高見順のことばより~

菊地茂

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昨日は、ビジネス創造フェアの特別企画に参加し、河原成美さん(株式会社力の源カンパニー 代表取締役・博多一風堂店主)のお話をきく機会が与えられました。


本日は、田中信生先生の生活の処方箋より、作家・高見順のことばを紹介します。

作家・高見順は、食道ガンの手術を受け、病床にありました。ふと窓の外を見ると、激しい雨風の中を少年が新聞配達をしていました。その姿に胸揺すぶられ、彼は一編の詩を書きました。


なにかをおれも  
配達しているつもりで
今日まで生きてきたのだが
人びとの心になにかを配達するのが
おれの仕事なのだが
この少年のようにひたむきに
おれはなにかを
配達しているのだろうか


ひたむきな新聞配達の少年の姿が、晩年の作家魂に火を灯した瞬間です。
日々の大小様々な試練は、人生の目的の火を灯すため、天が備えて下さったスイッチ・オンの時です。試練の時、このことをしっかりと覚えながら歩んでいきたいものです。

(田中 信生著「生活の処方箋」より)

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