仙台の行政書士より241123心のメッセージ
心の病が増え続けている。平成17年の資料によると身体障がい者352万人、知的障がい者55万人、精神障がい者303万人。
心の病が、がんや心臓病などと並ぶ「3大疾患」にひとつに位置づけようという動きも出てきている。
心の病は他者と関わることが苦手で「関係の病」と言われている。
その背景は、自分との関係がうまくとない(「建前の自分」と「本音の自分」との関係がうまくとれていない)状況。その要因として考えられていることは、遺伝的要素もあると思われるが、親との基礎的信頼関係に源を発していると考えられている。だからもう一度正しい関係を築くことによって心の病に大きな変化をもたらすことが期待できる。
心の病だけでなく、私たちの日常の出来事の中の、自殺・暴力などもこの関係概念に要因を発しているのではないかと思われる。