ホントウのリフォームをするために

やっと秋らしくなってきましたね。

日中はまだ汗ばみますが、
そろそろ衣類も入れ替えをしなければ、
と思う今日この頃。

さて。

みなさんは、リフォームで一番大切なポイントってなんだと思いますか？

予算？
センス？
工務店のネームバリュー？
職人さんの腕？

もちろんこれらも大事です。

が、実は一番大切なのは「家族の意見」ではないでしょうか。
「家族の同意・総意」といっても良いかもしれません。

例えばこんなご家庭があったとしましょう。

専業主婦の奥様・サラリーマンのご主人・小学生のお子さんの3人家族

奥様はあまり家事が得意ではなく、
とくに料理は好きではありませんでした。
ご主人様は帰宅時間がまちまちで、遅くなることもしばしば。
そんなときは夕食も外で食べてきたりします。
奥様はどうせ無駄になるからと、だんだんご主人様の夕食を準備しなくなってしまい、最近ではほとんど料理をしなくなりました。

そこでご主人様はこう考えました。
「キッチンをリフォームすれば料理をするようになるのでは？！」

みなさん、もうお分かりですよね。
これはちょっと極端な例でしたが(苦笑)
仮にご主人様の考え通りキッチンをリフォームしたとしても、状況は変わらないでしょう。

そうなんです。
リフォームに一番大切なのは「家族の意見」。

ご夫婦のどちらか一方がリフォームのご相談にこられる場合があります。
もちろん、わたくしどもは快くご相談にのりますが、
実はご家族の同意がなければリフォームは一歩も進まないのです。

ほんとうに必要なのは、ご夫婦が会話の出来る環境では？
リビングでゆっくり過ごせていますか？
ものがあふれて落ち着かない空間になっていませんか？

ホントウに必要なのは、キッチンよりリビング収納やインテリアのリフォームでは？
などなど。

わたしどもと一緒にアイディアを出し合ってゆくうちに、
「こんなことを思っていたのねー」と
家族同志、新たな発見があるかもしれません。
もしかしたら奥様は、お掃除をラクするお風呂のリフォームを密かに望んでいたかもしれません！

ここからがほんとうのリフォームの第一歩！
というわけです。

でも夫婦喧嘩の仲裁は出来かねますのであしからず(笑)

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