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物件選びのポイント【ハウスメーカー編】

2020年9月28日

テーマ:不動産

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 注文住宅ゼロエネルギー 住宅

 本日は物件選びのポイントということで「ハウスメーカー編」ということで、皆様にお伝えしていきたいと思っております。
弊社村建地所はほぼ7割8割くらいで、ハウスメーカーさんの方から土地の無いお客様の依頼ということで、土地をご紹介するケースがかなり多いと思っております。そしてその買主のお客様がよく聞かれることは「どこのハウスメーカーがいいのですかね」ということはよく聞かれます。
やはり地元の工務店さんという方もいるのですが、なかなか地元の工務店さんにお願いするという方は今なかなか減っておりますね。地元の工務店さん自体の数が少なくなっているというので、やっぱり請負がなかなかできないという状況でもあります。ですから今の買主さんはハウスメーカーの方に行かれて、私は宮城県ですので、多分大河原から行かれる方は「名取りんくうタウンジアス」に行かれる買主さんが多いと思われるのですが、ここには約21か所、21社のモデルハウスがあります。私も決済で、何回か行かせてもらっておりますが、本当にここにいると夢が広がる、こんな家に住みたいなと思うのですが、その現実はなかなか厳しくて、そこにあるモデルハウスというのは、本当に坪100万円であったり、本当に高い金額の仕様となっているので、あれと同じような家はなかなか建てることはできないことにはなってくるのですが、その中でハウスメーカーは色んなハウスメーカーがありますが、どこをポイントにして選んでいけばいいのでしょうかということでございます。
 まずはその住宅の安全性、躯体をどういった躯体で作っているのか、在来工法なのか、ツーバイフォーなのか、軽量鉄骨作りなのか、いろいろそのハウスメーカーで自分の会社の特長を活かしまして、建物の安全性にこだわっているというところがございます。
 2番目に、これは住宅の素材ですね、自然材を使っているのか、鋼材を使っているのかという所で、これは中に住まわれる方、子供さんのシックハウス対策ということもございますので、アレルギーなんかお持ちのお子様にとってはとても敏感に反応するところでございますので、ぜひ住宅の素材に、どんな素材で建物は建てられますかということも、ポイントの1つということになってくるかと思います。あとはやっぱり住宅のデザイン性ですね、どんな特徴があるのか、それは躯体の特徴であったり、外観の特徴であったりですね、やはり家ですから一生に一度、住まいを作るわけですので、皆さんが思い描いた家は当然欲しいということになってくると思うんですが、デザインですね、私はどちらかというと、25年以上も不動産会社をやっていると、住まいの外観というよりは内観ですね、建物の中に入って皆さんが生活するわけですから、外観というのも大事なのですが、やっぱり私は住まいをする中、奥様がよく使われる水廻りの動線であったり、お子様の部屋が確保できるかどうか、私は住まいに多く居られる方、24時間のうち誰がその家に一番いるのですかということを考えると、たぶん奥様であったり子供さんであったりすると思うのです。ご主人はやっぱり日頃外にいて仕事をしているのでやはり家に帰ってくるということが多いので、やっぱり奥様や子供さんの意見を中心に「家づくり」というのを考えていかれるといいのかなと思います。
 そして4番目ですが、これが営業マンの提案力ですね、やっぱりなんだかんだ言っても、人対人なので、その営業マンさんがどのぐらい買い主さんに親身に相談に乗ってくれて、どのくらい本気になって提案してくれるかというところがやっぱり一番だと思うのです。だからどんなに良いハウスメーカーというよりは、私はその営業マンさんの気持ち、やる気次第、やっぱり「提案力」というものがとても大事。それを信頼されて、初めて買い主様が何千万というお買い物ができるということなので、言いたいことが相手に伝わって、それがちゃんと返ってくるかどうかということがとても大事だと思うので、せっかくの一生に一度の高額な買い物をなされるわけですから、意思疎通ができる営業マンさんからその家を買われるということがとても大事かなと思います。
 
最後ですね、これはその家がどのぐらいの保証、そしてその建物が建った後のメンテナンスをどのくらいしてくれるのか、ということも家が建った後の方がやはり大事ですので、その保証メンテナンス。そして「ここが水漏れした」とか「ここが故障してしまった」というときに、どのくらいのリアクションでメーカーさんが対応してくれるか、というところがとっても大事なので、それは契約をする前に、きっちり確認をしておいていただきたいと思います。
新しいうちはそんなに壊れてくる部分がないと思うのですが、住み続けていくと当然メンテナンスをしていかなくてはいけない箇所が出てくるので、長年20年、30年住まわれても、そのメーカーが存在していて、そのメンテナンスをちゃんとしてくれるというところも、ぜひ皆様がハウスメーカーを選ばれる、とても重要なところを占めてくると思います。
私はこの順番を5つ並べましたが、やっぱり一番はその「営業マンさんの提案力」、本当に親身になって考えてくれるかというのが、私は一番大事だなと思っております。

この記事を書いたプロ

村上則夫

不動産管理と終活のプロ

村上則夫(有限会社 村建地所)

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