物件選びのポイント【融資編】

本日は物件選びのポイント第8弾ということで、「融資編」を皆様にお伝えをしたいと思います。
　融資編のポイントといたしまして、第1点が「担保評価」。これは銀行等、金融機関からその物件を、担保評価をされるわけですが、その担保評価の中には、物的担保と人的担保という2つの担保評価がございます。物的担保というのは当然その土地、建物、その場所の土地、もしくはその建物がどのような評価がされるのか、その売買代金の7割相当なのか8割相当なのか、そのものの価値ですね、その担保が融資する金額に対して、妥当な担保評価があるのかどうかが金融機関で求められる一つの物的担保です。そして人的担保というのは、そのお金を借りる借主の方の、属性とよく言われますが、どこの勤務先で年収はいくらで、年齢が何歳で、最近は物的担保、土地の評価、建物評価よりは、その買い主様の属性がかなり重要視されますので、そのような点もぜひ配慮して頂いて、融資の申し込みをしていただきたいと思っております。
　2番目ですが「金利・借入期間」ということで、これは当然金利が安いほうがいいわけです。安い金利で借入期間が長いということで、借入期間は最高35年ということになっておりますので、皆様借り入れなさる年齢が、なるべく若いうちのほうが、定年前までに借り入れが終わるという期間をぜひ組んでいただければと思います。今はデフレがずっと続いておりますので、低金利の時代であります。今が本当に借入するのにはとても有利だと思われます。公的、民間機関の金融機関がございますが、ぜひ皆様のご希望にあった金融機関でお借り入れをいただければと思います。
　そして3番目ですが、事前審査ということですが、実際に借り入れをする前に、借り主さん、土地を購入する予定の皆様が、「実際私はいくらお金を借りれるのか」、この物件を購入する担保と、あとは自分の今の属性としてどのくらいの限度でお金を借りることができるのかを、当社の方では売買契約を締結する前に、金融機関の方に事前審査を申し込んでいただいて、その事前審査の結果が「OKですよ」というところで、初めて売買契約を締結するということになっております。事前審査の方は、1週間から10日、早いところは3日〜4日で事前審査の結果が出ますので、ぜひ事前審査を申し込んでいただいて、売り主様・買い主様が安心して契約を結べることができるといいと思っております。
　4番目ですがこれは「団体信用生命保険」。よく業界では「団信」というふうに言われているのですが、住宅ローンを借り入れする際は、「団体信用生命保険に加入してください」ということで、金融機関の方で、ほぼ指示されることではございますが、若い皆様は持病を持っていたり、病院に通っていることはないと思われるのですが、中には病気がある方もいらっしゃいます。病気をなされて、通院をしていたり、薬を服用しておりますと、この団体信用生命保険の内容から加入できないというような判断もされることがございますので、ぜひ、団体信用生命保険に加入できるように、是非皆様の健康管理をお願いしたいとい思います。また内科的な病気でなくても、よく寝不足で、ちょっと夜眠れないなぁということで、今は心療内科といわれるところで、薬を処方なさっておると、その睡眠障害というところだけでも保険が取り消されるということもございますので、ぜひ皆さんは健康に留意していただければと思います。
借入のところで補足しますと、今皆さん多分クレジットカードというのをいっぱい持っていらっしゃると思うのですが、そのクレジットカードの中にはショッピングのほかに、借り入れのキャッシュローンの枠があります。最低でもその1枚には10万円、20万円の枠があります。このクレジットカードを10枚も20枚も持っていると、その10枚20枚の金融枠が、実際お金を借りていなくても借り入れしているとみなされるケースがございます。当社でも以前、お仕事をしているとどうしてもお付き合いで、カードを作ったりするケースがあります。それで10枚も20枚も持っていたお客様がいらっしゃいまして、でその方は金融機関としては事前にそのクレジットカードを解約していただかないと、借り入れができませんということがありました。
ですので、クレジットカードは本当に必要な分だけお持ちいただいて、それ以外に関しては是非そのお付き合いで使用しているようなクレジットカードは解約をしていただければと思います。