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ギター、ベース初心者向け楽器の診断

佐藤駿介

佐藤駿介

テーマ:ブログ コラム

ギターもベースも「調整」で生まれ変わる話。

こんにちは。
ギターとかベース、長く弾いてると、なんか「あれ?こんなに弾きづらかったっけ?」って思うことありませんか?
それ、もしかすると「調整」が必要なタイミングかもしれません。

弦高、ネック、ピッチ、ぜーんぶ影響してる。
実は、楽器ってけっこう繊細なんですよね。
ネックの反りとか、弦高とか、ちょっとしたズレで弾き心地も音もガラッと変わっちゃう。

特に季節の変わり目なんかは要注意。
湿気や気温で木材が微妙に動くから、今までバッチリだったセッティングが急に「おや?」ってなることも。

「自分、そんなに繊細なプレイしないんで~」って人でも、ちゃんと調整された楽器を弾くと、
「あれ、俺うまくなった?」って錯覚するくらい弾きやすくなる。ほんとに。

「買ったまま」じゃもったいない。


楽器屋さんで買ったときの状態でそのまま…って人、けっこう多いです。
でも実はそれ、「その人に合ったセッティング」じゃないんですよね。

自転車は買ったら、体格に合わせてサドルの高さ変えますよね?
ブレーキだって効き具合を調整します。
タイヤの空気だって、、、、、
色々やるんですよね。
自分ではやらなくっても、
お店の人に最初はやってもらいますよね?

ちょっとした調整で「もっと楽しく」なる。

調整ってプロのプレイヤーだけの話じゃないです。
むしろ初心者さんほど、弾きやすいセッティングで始めたほうが、絶対に楽しく続けられます。

・チューニングが合ってるのにコードが濁る
・1弦が押さえづらい
・なんか音がビビる

そんな悩み、調整でだいたいは解決します。

自分の楽器はどうなってる?
それが分かれば苦労はないんですよね。汗

一番町ギターは使いやすさ優先で、一般的に並んでいる楽器よりも少し弦を押さえやすく、弦高を低めにしています。
楽器によってもちろん異なるけども、大体は12フレット上で1mm~2mm の間にしています。
弦高ってちゃんと計測するにはコツがいるんだけども、
すっごく簡易的にすると
「一円玉」
を挟んでみてください。





1円玉って厚みが約1.5mm 。
チューニングした時に12フレットの1弦に挟まるような状態。
これで気になる音の詰まりや弦がビリビリしなければ大きな支障はないと思う。
逆にこれでいいの?って思うような異音が感じられるなら調整した方が良いかもしれません。
あとはそもそも一円玉が挟まらない程、弦高が高い(隙間が大きい)とか。

ただし弦高は高いも低いも、意図があれば問題ないです。

一度調整に出してみてはいかがでしょう?
自分の楽器はどんな状態になってる?
それが分かれば、これから長く楽器を使っていく時も不安は減りますよね。



一番町ギターは楽器の調整をしたお客様に
カルテ(楽器の状態)をお渡しする事にしました。

これがあれば、楽器に変化が起きても次回も同じ状態にできます。
そしてお客様が自分の楽器の状態を把握する手助けにもなります。

調整した楽器をお返しする時に、カルテを元に状態の説明もします。
その時にはぜひ、分からない事をなんでも聞いてみてください。

というわけで、
「最近ちょっとモチベ下がってるかも…」
「上手くなれるか不安…」
って人は、
初心者ファーストのお店ですのでぜひ一度、自分の楽器の状態をご相談ください!

以上

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佐藤駿介
専門家

佐藤駿介(ギターの調整・修理)

一番町ギター

ビギナーにとって敷居の低い店舗を目指したお店です。直せるからこそどんなお品物でもお売り頂く事ができ、お店では、年に修理買取案件300本以上お取引頂いております。

佐藤駿介プロは河北新報社が厳正なる審査をした登録専門家です

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