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松村省吾(まつむらしょうご) / 外装リフォーム

ガイソー津/鈴鹿店・四日市店

コラム

外壁塗装で必要不可欠な下地処理の方法や流れをご紹介します!

2024年7月1日

テーマ:お役立ちコラム

コラムカテゴリ:住宅・建物




外壁塗装には、下地処理が必要です。

これは、塗装工事前に塗装面の状態を整えることが目的で、非常に重要な作業です。

そこで、今回は下地処理の方法や流れ、そして適切な下地処理をしなかった場合に起こる症状についてもご紹介します。



□下地処理の方法と流れは?



まずは、下地処理の方法と流れについてご紹介します。



最初は高圧洗浄です。

高い水圧洗浄機を用いて、外壁や屋根の汚れを落としていきます。

汚れやサビやコケ、藻やペンキなどもこの作業で落とすことができます。



その次に行うのは、ケレン作業です。

この作業では、工具やヤスリなどを用いて、金属のサビや木材のカビ、ペンキの古い塗膜などを除去します。

特にサビを落とすことに主眼が置かれていて、非常に重要な作業です。



コーキング補修という作業も重要です。

一般的な住宅の外壁には、サイディングと呼ばれるパネルがあり、その隙間を埋めているのがコーキングです。

コーキングは樹脂でできていて、防水や隙間のクッションとしての役割があります。

この補修には、既存のコーキングに新しいコーキング材を補充する「増し打ち」と、全て除去して入れ替える「打ち替え」があります。



セメント補修も、下地処理の一環として行われます。

セメントやモルタル質の外壁の劣化の補修作業です。

この作業では、劣化した部分をハンマーで叩き落とし、その上から新たにセメントを打って補修していきます。



パテ埋めという作業も行います。

建材には、タッカーや釘などでできた、穴や出っ張りなどが多々あります。

これらを無視して塗装をしてしまうと、塗りムラが生じる可能性が高まります。

そこで、その穴や出っ張りの部分に粘土状のパテをつけて、ならしてあげると面が平滑になります。



□下地処理をしなかった場合に起こる症状とは?



下地処理をしなかった場合に起きてしまう症状を3つご紹介します。



*クラックが生じる



クラックとはヒビ割れのことで、塗装作業が不十分なために起こることがあります。

塗膜の上に硬い性質のものを塗っていたり、十分な乾燥がないまま上塗りしてしまうことで発生します。



*塗膜が剥がれてしまう



色々な原因が考えられます。

高圧洗浄やケレンが不十分だと、塗料が密着せず剥がれやすくなります。

温度や湿度などを守らずに施工してしまうことも原因の一つです。



*塗膜が膨れてしまう



高圧洗浄が不十分なまま塗装を何度も重ねると、カビが重なった層に発生して塗膜が膨れます。

他にも凹凸がある壁への塗装や、乾燥が不十分なまま塗料を上塗りしてしまうと、隙間に空気や水蒸気が残り膨張してしまいます。

そのため、塗膜が膨れてしまうのです。



□まとめ



今回は、外壁塗装の下地処理についてご紹介しました。

下地処理には、色々な工程があり、作業が不適切だとさまざまな症状が発生してしまいます。

当社は職人が責任を持って施工しますので、安心してご依頼いただけます。お気軽にお問合せください。

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