外壁で起こるチョーキング現象の確認の仕方と防ぎ方について解説します!
漆喰は日本古来の伝統的な壁材であり、美しい見た目と防水性、調湿効果が魅力です。
しかし、経年劣化や気候の影響で塗り替えが必要になることもあります。
本記事では、漆喰の塗り替えの必要性と手順を詳しく紹介するので、漆喰のおうちにお住いの方は特に最後までご覧ください。
□漆喰の塗り替えの必要性とサインについて
はじめに、漆喰は耐久性に優れ、雨漏りを防ぐ役割も果たしますが、基本的に雨漏り防止のためなら不要です。
漆喰が塗ってある屋根の部分は雨水が直接当たる場所にはないため、雨漏りしているからと言って屋根の漆喰を補修しても効果がないことが多いでしょう。
しかし、美観を維持したいのなら必要です。
漆喰は美しい見た目が特長ですが、時間とともに色あせや剥がれが生じることがあります。
漆喰に穴が開いていることで虫やホコリが屋根裏に侵入するきっかけになってしまうかもしれないため、美観を重視する場合は、定期的な塗り替えがおすすめです。
また、漆喰が崩れたままだと屋根材が腐ることもあるため、崩れたり劣化している場合は早急に直しましょう。
漆喰は屋根材の保護材としての役割も果たしているため崩れたまま放置すると、屋根材が腐食するリスクが高まりますので早めの塗り替えが重要です。
□ステップバイステップで学ぶ漆喰の塗り替え手順
漆喰の塗り替えは以下のステップを参考に、正しい手順で行いましょう。
1.漆喰を塗る前の準備
まず、古い漆喰を除去し、下地を清掃して均一な状態に整えます。
亀裂や穴がある場合は補修し、防水処理を施します。
2.漆喰の塗り方
漆喰を均等な厚みで塗ることが重要なので、漆喰は水で薄めて柔らかいペースト状にしてからコテを使い均一に下塗りします。
下塗りの後に仕上げ塗りをしますが、下塗りが乾ききる前に仕上げ塗りすることで仕上がりが綺麗になるでしょう。
3.漆喰を塗る際の注意点
漆喰を塗る際には、天候や気温に注意しながら施工することが重要です。
風や雨が当たる状況では施工を控えるなど、塗布のタイミングを選びましょう。
また、浮いている部分や剥がれている部分にそのまま塗装してしまうと漆喰が一緒に剥がれたり漆喰の表面がデコボコになったりするため、カッターやスクレイパーで必ず取り除きましょう。
□まとめ
漆喰は美しさと実用性を備えた伝統的な壁材ですが、経年劣化や気候の影響で塗り替えが必要になることもあります。
正しい手順で準備し、慎重に塗布することで、美しい漆喰壁を長く楽しめるでしょう。
この記事が、漆喰のある暮らしを考えている方の参考になりましたら幸いです。