屋根塗装で毛細管現象が発生する原因について解説します!
住宅の機能性や美観性を保つために屋根塗装は欠かせないものです。
しかし、屋根塗装の機会は人生で何度もあるものではないため、どの塗料を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回はシリコン塗料のメリットとデメリットについて解説するので、ご自分の条件を満たすかどうか考えながら読み進めてみてください。
□屋根塗装のシリコン塗料のメリットについて解説します!
1.コスパがいい
シリコン塗料の耐久年数は一般的に8年から15年と言われており比較的長い耐用年数であるものの、塗料の単価が安いです。
アクリル塗料やウレタン塗料と比較すると値段が高く感じますが、耐用年数が一般的に1.5倍程度長いと言われているため、長期的な視点に立つとお得と考えられます。
2.汚れが付きにくい
シリコン塗料は撥水性と低電圧性という特徴があるため、雨水や砂ぼこりなどを弾いて長期間綺麗な状態を保ちます。
3.耐熱性に優れている
シリコン塗料は約600度にも耐えられる塗料なため気温が高い地域でも問題なく使用でき、さらに紫外線にも強いため、紫外線の影響を最も受けやすい屋根塗装に適しています。
4.綺麗な艶感が出る
屋根塗装の役割として屋根の美観性を保つことが挙げられますが、シリコン塗料は光沢保持率が高いという特徴があります。
ウレタン塗料と比較した結果20パーセントほど高いという実験結果が出たこともあるほどで、艶のある綺麗な仕上がりを長期間維持することができます。
□屋根塗装のシリコン塗料での塗装のデメリットをご紹介します!
1.フッ素系塗料と比較して耐用年数が短い
フッ素系塗料は15年以上耐用年数があると言われているため、10年から15年が一般的な耐用年数であるシリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料と比較すると高いもののフッ素系塗料よりは耐用年数が短いです。
2.扱いが難しい
シリコン塗料は素人の方が扱うには注意する点が多く、DIYには向いてないと言えます。
他塗料と比較して撥水性が高く密着性が弱いため重ね塗りが難しく、適した下地材を使う必要があります。
また粘度が低いため色付けのための顔料が沈殿しにくいため、頻繁にかき混ぜながら使用する必要があります。
3.地震の際にひび割れしやすい
塗装から数年間は特に地震などの際も問題ありませんが、10年程度から段々と塗膜が固くなってしまうため、地震などで建物に大きな動きが加わった場合、ひび割れしやすいです。
□まとめ
シリコン塗料は性能と価格を加味した際にとてもコスパが良いと評価されることが多く、ここ数年間の塗り替え工事の中で使用されることがとても多いです。
塗装工事でどの塗料にするか明確に決まっていない場合は、シリコン塗料にすることで大きな失敗を回避できるかもしれません。