屋根塗装は何日かかる?工程と施工期間について解説します!
外壁塗装には時間がかかります。
「もっと短期間で行ってほしい」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうはいきません。
なぜなら、重要な「乾燥工程」には必ず時間がかかるためです。
当記事では外壁塗装にかかる乾燥時間をテーマに、その重要性や時間をご紹介していきます。
□外壁塗装における乾燥時間の重要性
*乾燥させる意味とメカニズム
なぜ乾燥は重要なのでしょうか。
それは、乾燥していない状態の塗料は、外壁を保護できないからです。
塗料には2つ役割があります。
1つ目が外壁を美しく見せる役割で、もう一つが外壁保護の役割を果たすことです。
外壁保護の役割を果たすために、乾燥は重要となります。
では、乾燥のメカニズムはどのようなものでしょうか。
一般に、乾燥は「塗料に含まれる溶剤の揮発または水分の蒸発により、硬化すること」を指します。
このメカニズムは水性・油性を問いません。
*乾燥のタイミング
外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装を行います。
そして塗装の各段階で乾燥を行うため、乾燥は3回行うことになります。
□乾燥時間はどのくらい?
外壁塗装の乾燥は、4段階の硬化反応を経て行われます。
各段階にかかる時間を確認していきましょう。
1.指触乾燥
塗膜に触れたとき、指に塗料が付かない程度の乾燥状態を「指触乾燥」といいます。
この乾燥には、塗装後1~2時間程度を要します。
ただし乾燥は表面のみで内部は乾燥してないため、強い力で触れてはいけません。
2.半硬化乾燥
塗膜を軽くこすっただけでは傷が付かない程度の乾燥状態です。
この乾燥には、塗装後数時間~1日程度を要します。
各メーカーが設定している感覚時間は、この半硬化乾燥に必要な時間に近いです。
この乾燥段階に至れば、重ね塗りも可能です。
3.硬化乾燥
塗膜を強くこすったり押したりしても塗膜には傷が付かない程度の乾燥状態を「硬化乾燥」といいます。
硬化乾燥までには塗装後約1週間程度を要します。
なお完全な乾燥状態ではなく、塗膜内部では効果が進行している状態です。
4.完全乾燥
最終的な乾燥段階で、塗膜内部での硬化が完了した段階を「完全乾燥」といいます。
なお、外見上硬化乾燥と完全乾燥を判別するのは困難です。
完全乾燥までは塗装後2週間~1か月程度を要します。
□まとめ
外壁塗装において乾燥工程は無視できない重要な工程です。
時間はかかりますが、外壁塗装には欠かせない工程であることを押さえておきましょう。
当社では外壁塗装を行っており、実績がありお客様から高い評価を受けています。
外壁塗装を検討している方は、お気軽にご相談ください。