売り場を変えれば数字は動くのか。多くの経営者の方が、確信を持てないまま迷っておられます。私は書店の現場で、その答えを数字で確かめてきました。
私のキャリアは書店から始まりました。家業である林商店が宮脇書店の三重県内店舗を運営していた縁で宮脇書店に入社し、店舗運営と売り場づくりを学びました。2006年に家業へ加わってからは店長、統括店長を歴任し、2008年には書店事業部長に就任して、複数店舗の在庫管理と商品構成の見直しを担いました。
そこで取り組んだのが、売り場の常識を疑うことです。雑誌コーナー、文庫本コーナーと分けるのではなく、一つのテーマに沿って雑誌と文庫本を並べる。お客さまの悩みに応える書籍を集めた企画を実施する。カテゴリーではなく、お客さまの関心を軸に組み替えていきました。自分たちで売り場を考え続けた結果、3年から4年ほどで売り上げは2倍近くまで伸びました。
一方で、インターネットや電子書籍の普及によって書店業界の環境は大きく変わっていきました。次の柱を考えていたとき、たまたま目にしたテナント募集の看板を見て「ここだ」と思い、すぐ開発会社へ電話をしました。こうして第2創業として立ち上げたのが「アシュメリー」です。
書店の経験はあっても雑貨店は未経験で、約300坪の大型店の運営は手探りの連続でした。仕入れる商品が分からず、お客さまにカタログを見ていただき「これが好き」と言われた商品を翌週に仕入れたこともあります。
書店事業は1996年に始まり、2012年に雑貨事業、2020年には二つの事業部を分社化してアシュメリー・クリエイト株式会社を設立しました。
現在は宮脇書店久居インター店やランドリー事業も含め、約40名の仲間と事業を運営しています。売り場改革の成功も、未経験からの立ち上げの苦労も、どちらも私の中に経験として蓄積されていますので、今どの段階にいらっしゃる方にも、実感を伴った言葉でお話しできます。
書店の売り場改革で売り上げを2倍にした実績
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Mybestpro Members
林毅(コンサルタント)
アシュメリー・クリエイト株式会社
ライフスタイル提案型雑貨店「アシュメリー」を自ら経営し、新規事業立ち上げの実践経験をもとに、子ども・家族市場に選ばれる事業・環境づくりを支援。価格競争ではなく、体験価値で選ばれる仕組みを提案します。
林毅プロは三重テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です
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