山添善博プロのご紹介
関節の本来の動きを取り戻す徒手療法で、慢性的な腰痛を改善に導く(1/3)
原因不明の腰痛に、「AKA-博田法」を参考にした診断と治療を実施
長引く腰痛に、「原因がはっきりしない」「鎮痛薬が手放せない」と困っていませんか。「山添医院」院長の山添善博さんは、腰痛をはじめとした慢性的な痛みの治療に力を入れています。
「腰痛の8割以上は、原因不明とされる〝非特異的腰痛〟です。腰痛に限らず、痛みを引き起こすのは、神経の圧迫や炎症などの異常によるものと考えられてきました。そのため、レントゲンやMRIなどの画像診断で、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの異常がなければ、原因不明とみなされます。一方、近年、関節の動きが悪くなる関節の機能障害も痛みの要因になるとの研究が進んできました」
山添さんが関節機能障害の診断および治療に取り入れているのが、関節運動学に基づく治療法「AKA(Arthrokinematic Approach)-博田法」を参考にした方法です。1979年に医師の博田節夫氏が研究開発しました。
「徒手療法により関節の動きをよくすることで、痛みを改善に導きます。腰痛のほか全身の関節の動きに大きく関わるのが、骨盤にある仙腸(せんちょう)関節の機能障害です。可動域が1~2ミリとほんのわずかしか動かない関節ですが、少しずれただけで過緊張状態になるため、正しい位置に戻し、元の動きを取り戻すよう働きかけます」
画像で椎間板ヘルニアなどの異常が認められても、仙腸関節への徒手療法を施すと痛みが緩和される例も少なくないとか。
「もちろん手術が有効なケースもありますが、痛みの原因は関節の不具合にあることも多いのです。施術後の経過を把握することは、手術を適応すべきかどうかの見極めにも役立ちます」
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