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弁護士座談会「借金問題についてのオギ法律事務所の取り組み」

荻原卓司

荻原卓司

(事務員T)
それでは、今から「借金問題についてのオギ法律事務所の取り組み」というテーマで、オギ法律事務所の弁護士3名で簡単な座談会を致します。
私、司会の事務員のTと申します。宜しくお願い致します。
それでは、各弁護士、簡単に自己紹介をお願い致します。
(廣谷)平成28年12月に入所しました廣谷です。69期です。
(堀)平成28年1月に入所しました堀です。オギ法律事務所の前は、大阪の法律事務所で勤務していました。67期です。
(荻原)所長の荻原です。借金問題に対しては、事務所設立当初から積極的に取り組んできております。54期です。

(事務員T)
ありがとうございます。
それでは、座談会に入りたいと思います。
当事務所には、借金が返せなくて相談に来られる方がとても多いです。
そこで、まず、「どうして借金が支払えなくなるのか」について、各弁護士がどう感じておられるのか、お聞きしたいと思います。
(廣谷)
借金が支払えなくなるパターンとして、2つのタイプに分かれるのかなと思います。
1つ目は、収入・支出を、管理することが得意でない方
2つ目は、ギャンブルなどにはまってしまう方
の2つのタイプの方が多いように感じます。
(堀)
そうですね。あと、3つ目として、収入が少ないのに、収入に見合わない生活をされてしまう方も借金が支払えなくなることが多いと感じます。
そして、この3つ目のタイプの方が、生活の立て直しが一番難しいと感じます。
ギャンブルが原因の借金であれば、ギャンブルをやめるなどして借金問題を解決することも可能なのですが、生活苦の方については、難しいですね。ですので、今後の収支についてのアドバイスも併せて行っていくことが大切だと感じています。
(荻原)
そうですね。お二人とも借金案件をたくさんされているだけあって、ポイントをついた指摘ですね。
ただ、もう1つ忘れてはならないのは「お金」が簡単に借りることができたり、クレジットカードを使用して、お金が手元になくても、買い物ができてしまう世の中の仕組みに問題があると思います。
人間は、どうしても心理的に追い詰められてしまうと、キャッシングやクレジットカードを使用して、ショッピングを行ってしまう面もあると思います。

(事務員T)
次に、借金問題に対する方針の検討です。借金問題の解決方法としては、任意整理・債務整理・自己破産の3つがありますが、各弁護士は、どの点を重視して方針を検討されますか?
(廣谷)
相談者様の債務額と収入を比較して、最善である手続きを検討し提案します。その上で、最終的に相談者様のご意向を伺って方針を決定します。
(堀)
そうですね。収支を重視しますね。
相談者様の収支から、余剰の金銭がいくら出るのかをみて、余剰が十分あるようであれば、債務整理か民事再生手続きを検討します。余剰がなければ、破産を検討します。ただ、住宅を残したい場合は、民事再生手続きしかないですが・・・
(荻原)
そうですね。お二人とも、収支バランスから方針を考えるという基本的な考え方が身についているなあと感じました。
ただ、相談者様の中には、借金の返済に追われ、自分がどの程度の支出をしているのかすら把握できなくなっている方も多いです。そのような方が、当事務所に来て、収支バランスを改めて把握すると、相談者様のもともとの意向とは違うものの、より良い方針が見えてくることもあります。この点でも、弁護士への相談は大事だなあと思います。

(事務員T)
次に、弁護士費用についてお伺い致します。廣谷先生、堀先生、当事務所の弁護士費用について何か感想はありますか?
(廣谷)
私は当事務所が初めての就職ですので、他の事務所と比較して高いか安いかという感想は特にありません。
ただ、民事再生について、たくさんお問い合わせのお電話をいただくので、漠然と他の事務所より、高くはないのかなあという印象です。
(堀)
私は他の事務所で勤務した経験があります。その上で感じることですが、借金問題は業務内容が多いにもかかわらず、費用対効果を考えるとかなり低額な方だと思います。
(荻原)
確かに当事務所は、料金を安く設定しております。しかも、堀弁護士が言われた取通り、「業務内容が多い」にもかかわらず、料金を安くしております。なぜ当事務所の業務内容が多いかというと、単に裁判所に書類をそろえて申し立てるだけではなく、個人再生であれば絶対に認可決定を得る、自己破産であれば絶対に免責を得る、その信念のもと、最大限の業務を行っているからです。
とはいえ、一般的に数十万円という弁護士費用は高いと感じると思いますので、それに見合った業務を行っていきたいと思います。

(事務員T)
次に、当事務所で多い個人再生手続きについてお伺いします。申立の手続きを行うに当たって、どのような感想をお持ちですか?
(廣谷)
まず感じたのは、申立のための必要書類がとても多いことです。結構、書式が厳格に定まっているなあと感じました。
依頼者様の話を聞き取る必要性も高いなあと感じます。
(堀)
裁判所の京都ならではの特殊なルールが多いと感じます。黙示的に運用として当然とされていることも多いため、ある程度の経験を得ている弁護士かそうでないかによって、裁判所の判断にも大きな違いが出るのではないかと思います。
(荻原)
さっきしゃべりすぎたので簡単に。そうですね。廣谷弁護士の言う通り書類も多く、堀弁護士の言う通り、運用にゆだねられているところなどが多くて、申立は大変ですよね。今後も、弁護士3人で協議しながら、より一層、迅速かつ適正な個人再生の申し立てができるように頑張っていきたいと思います。
(堀)
そういう意味では、当事務所は民事再生の案件がたくさんあり、経験が多いので、他の事務所と違うのではないでしょうか。
(荻原)
ありがとうございます。ただ、依頼者様のためにも、もっとたくさんの経験を積んでいけたらと思っています。

(事務員T)
個人再生手続きで、やりがいを感じるのは、どのようなときですか?
(廣谷)
認可決定が出た時です。
(堀)
苦労した案件で、補正などが長期にわたったりする案件だと、最終的に認可が下りた時は、とてもほっとしますね。まあ、ほとんどの案件で、苦労しているんですけどね(笑)。
(荻原)
3年間または5年間の再生計画期間中の弁済がすべて完了し、借用証書の原本が返ってきたときや、依頼者様から無事に完済できたことのご報告を受けた時などに、依頼者様の生活の再建に貢献することができて、しみじみ、良かったなあと思います。

(事務員T)
なるほど。では、最後に弁護士に相談に行くかどうか迷われている方も含め、借金で悩んでいる方々に、一言アドバイスをお願い致します。
(廣谷)
昨年の12月に入ったばかりなのですが、借金で悩んで事務所に来られた方の多くが、自分で借金を減らそう、なくそうと、対策をしようとして、かえって借金を多くしてしまった方がとても多いと感じます。ですので、自分だけで悩まずに、弁護士に相談だけでも来ていただければなあと思います。
(堀)
そうですね。今まで言ってきたとおり、借金問題の解決のためには様々な方法があり、それぞれについても、特殊な手続きや運用などがたくさんあるので、自分一人だけで問題を解決するのには限界があるので、専門的な弁護士に相談するのは、とても良い方法だと思います。
(荻原)
今日の座談会で感じたのですが、堀弁護士も廣谷弁護士も借金問題に対して真剣に考え、取り組んでいる姿を改めて感じました。もちろん私も、初心を忘れず、借金に苦しんでいる方を少しでも支援し、幸せにしていきたいと思っていますので、是非、当事務所にご相談いただきたく、お願い申し上げます。もちろん、借金相談は初回は無料です。

(事務員T)
なるほど、とりあえず弁護士に相談するということは大事なことですね。
皆様、お疲れ様でした。
それにしても、荻原弁護士、よくしゃべりましたね(一同笑)

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荻原卓司
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荻原卓司(弁護士)

オギ法律事務所

当事務所は、これまでの1000件以上の解決事例を踏まえ、弁護士の熱意と迅速な事務処理能力を活かし、特に住宅を残して借金を減額できる個人再生等の借金問題や交通事故の問題につき、力を入れております。

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