借金が返せなくなりそうなとき、どうすればいい?
日によって涼しかったり暑かったりする
今日このころですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、私は、この度、平成26年10月1日から、
毎週月曜日に、京都家庭裁判所にて、
非常勤裁判官(家事調停官)として勤務することになりました。
任期は平成28年9月31日までの予定です。
非常勤裁判官(家事調停官)とは、
離婚・遺産分割・親権者変更などの様々な家事調停事件につき
調停委員2名とともに家事調停を運営し
当事者の主張や意見を尊重しながら、
妥当な解決を目指す役割を担うものをいいます。
詳しくはこちらをご覧いただけますと幸いです。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/ninkan_qa_parttime.pdf#search='%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E5%8B%A4%E8%A3%81%E5%88%A4%E5%AE%98+%E6%97%A5%E5%BC%81%E9%80%A3'
平成15年4月のオギ法律事務所の開設以降、
私は様々な家事調停事件を受任してきました。
今まで、おおよそ70件以上もの家事調停事件を担当してきたと思います。
その中で、家事調停を成立させるために、
(1)権利関係・家事事件の制度などの法律に熟知すること
に加え
(2)どのような解決方法が、当事者全体にとってメリットがあるかを考えることを重視してきました。
家事調停は、裁判所で行われる手続きですが
「判決」や「審判」ではないため、
当事者の合意がなければ成立いたしません。
ですので、当事者双方が合意できるように、
当事者全体が解決にメリットがあると感じられるような解決方法を
常に考える必要があると思います。
そして、このことをできるだけ考えていくことこそが
多くの方々の願いである、争いの早期・迅速な解決につながると
思います。
私は、このような、今までの家事調停事件の経験で大事にし、学んできたことを
非常勤裁判官(家事調停官)の職務に活かしていき、
多くの家事調停事件を解決していきたいと思います。
また、併せて、
家事事件の分野に加え、交通事故や成年後見、借金問題などの分野においても
非常勤裁判官(家事調停官)で得る貴重な経験を活かし、
さらに法的な知識や紛争解決能力に優れた弁護士に
なっていきたいと思っております。
週に1度(月曜日)、日中事務所を不在にすることになり、
関係者の方々にはご迷惑をおかけいたしますが、
その分、さらに業務を効率化し、頑張っていきたいと思いますので、
何卒、今後とも、よろしくお願いいたします。