黒野正和プロのご紹介
人と企業のポジティブな関係づくりで、「仕事が楽しい」と誰もが言える社会へ(3/3)
誰もが自分らしく人生を楽しめる世の中を目指し、幅広い専門知識でアプローチ
黒野さんは、アパレル商社を経て、日本郵政で約13年勤務しました。支社の人事部で郵便局員の研修や現場指導など人材育成に携わる一方、職場で人間関係のストレスを感じることも多かったとか。
「『仕事がつらい』という声は多く、心身の不調に至る人も少なくない世の中に、『何のために仕事をしているのだろう』と疑問を感じるように。本来、仕事は、自分を成長させたり、家族を幸せにしたりするもののはず。仕事のことで悩んでいる人の役に立ちたいと思いました」
2017年に「ラシク」を設立し、ポジティブ心理学やSDGsなど専門性を高めながら活動の幅を広げてきました。今後はキャリアカウンセリングの経験を生かし、起業支援にも力を入れたいとか。「仕事が趣味といえるほど、毎日が楽しいです」と笑います。
「やりがいを感じるのは、みなさんの意識がポジティブに変わったときです。印象に残っているのは、就職支援セミナーでのワークで、『ペアの人からいいところを言ってもらえ、生きていて良かったと思えた』と涙ながらに語った若年層の方。また、メンタル不調で引きこもり状態から、セミナーを機に外に出てSNSで活動的な発信をするようになった女性も。一歩を踏み出すきっかけになれるとうれしいですね」と黒野さん。
「あきらめなければ、誰でも自分ができることを生かして輝けます。私の経験知をもとに、自分らしくイキイキとした人生が歩めるようにお手伝いします」と呼び掛けます。
(取材年月:2023年2月)
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