「塾ジイの日記」7　ー授業の効果的な受け方ー

授業は〇〇〇をいじりながら聴くべし

1/30（火）今朝はいつもより早く目覚めたので、勉強の後近所のコーヒーshopへ行った。ここはかなりこだわりの店で注文が入ってから淹れてくれる。いやー、受験勉強のおかげでこんな時間を捻出されるようになった。有難いことじゃ。

さて、昨日からいよいよ資格学校の授業が始まった。「始まった」といっても実は去年の12月からの講座なので「途中合流」なんじゃが…（未受講分はWEBで補完）受講者は20名くらいだ。年齢層も10代からわしと同じくらいの世代まで様々じゃ。学習塾と違って皆“自発的に”来ているので真剣に授業を受けていたな。担当講師のT先生は40代前半くらいの男性じゃ。自身でも行政書士事務所の経営をされているようなので、話はかなり実務的でイメージしやすい。しかし、講義内容よりテンポに驚いた。よく言えばテンポが良いんじゃが、喋るスピードがメチャクチャ速い。1コマ2.5時間の講義中息つく暇もないくらいのスピードで進んでいく。じゃが、そりゃそうだ。カリキュラムの今日の予定進度はテキスト35ページ分だ。聞き逃さず素早くメモを取ることが非常に重要じゃ。ここで今回わしはあることを試そうと思った。それは【スマホをいじりながら授業を聴く】ということじゃ。昨日の授業もずーっとスマホをいじっていた。T先生はおそらく「あのくそジジイめ！」と思っておったじゃろうな…わしも授業中に自分の生徒が同じことをしていたら激怒するじゃろうな…。スマホをいじると言ってもネットを見ているわけではない。復習時を見据えて【自分用の“確認テスト”を作成しながら授業を聴く】んじゃ。スマホのカレンダー機能のメモ欄に【テキストの小見出しとページ数】を入力するんじゃ。

このキーワードを見て内容をイメージするという作業【アウトプット】の準備をしておくんじゃ。思い出せなかったらすぐにテキストを参照する【再インプット】。こうして【復習の準備をしながら授業を受ける】ということじゃ。（このやり方は小中高生には奨められないな…）

休憩時間に休憩しない

2.5時間の講義中10分間の休憩がある。トイレに行く人、体操する人、伏せ寝する人（これが一番多い）様々じゃ。だが、わしはこの時間に入力したスマホの画面を見て【最初のアウトプット】をおこなった。この【インプット直後のアウトプット】が効果的なんじゃ。10分の時間尺はこの作業をやるのにちょうど良い。同じように講義終了後（昼休み）も最初の10分だけ同じ作業をして食事を取る。こうやって【授業直後のアウトプット】ができる環境を作ってみた。更に今朝同じ作業【2回目のアウトプット】後、学校から与えられた確認問題集を演習→自己採点→間違った問題をテキストで確認【3回目のインプット→アウトプット】をおこなった。このように授業の復習は「テキストを見直す」という「再インプット」でなく【アウトプットの作業に落とし込む】ほうが効率が良い。しばらくこの方略でやっていこうと思う。

それにしても今朝のコーヒー美味かったなー。「朝は朝ドラとコーヒー、夜はビール」」が【好子】か。あ、一週間単位、一か月単位でも【好子サンドの原理】を応用しよう。そのためには新たな【好子＝日本酒】を発掘しなければ…。受験生活全般にわたっての【好子サンドの原理】の完成じゃ。楽しい！完璧じゃ！！
☞「塾ジイの日記」3　https://mbp-japan.com/kyoto/kyoshin/column/5153376/
＊参考書籍：デキる大人の勉強脳の作り方　池谷裕二　監修