中1生が塾通いで成果を上げるには?第2回
前回は、塾選びについてお話しました。今回は、中1生対象に、選んだ塾に通って成果を上げるために守ってほしい事を書きたいと思います。中1で大切な事は、「短時間で得点力を上げる勉強法を習慣付ける事」です。そのためのコツを書いてみたいと思います。
今回は集団指導の塾に通う場合の注意点について書いてみます。
1.授業に集中しよう
これなくして、塾通いの成果は上がらないと言えます。授業に集中して、授業中に理解し、授業中に覚える事が出来るものは覚えてしまいましょう。どうしても分からない箇所があれば、帰宅してからノートやテキストを見て考えてみましょう。それでも分からなければ、次に塾に行った時に先生に聞いて見ましょう。
以上の事が塾通いで成果を上げる最大のポイントです。ここを外さなければ、塾通いの成果は上がると言っても過言ではありません。
2.宿題は必ずやっていこう
塾では、宿題はやってきているものとして授業を進めます。ですので、宿題をしていかないと、一気に授業から取り残される事があります。ここで覚えて欲しいのは、宿題は必ず全て出来なければならない、という事ではないという事です。宿題をして分からない箇所が出てくれば、チェックを付けておき、その箇所の説明をしっかり聞きましょう。
どうしても時間がなくて、あるいは体調が悪くて宿題が出来ない時もあると思います。その時はいつもに増して授業に集中しましょう。授業で宿題が出来なかった分の勉強を取り戻す、くらいの意気込みで授業に臨めば、1度の宿題忘れくらいはかなり取り戻す事が出来ます。
3.復習は短時間で終わらそう
宿題が復習になるように出してくれる塾の場合は、宿題をしながら、授業ノートやテキストを見直しておきましょう。そうすれば宿題と復習を同時にする事が出来ます。そうでない場合も、復習には1科目15分など、時間を決めて一気に仕上げましょう。授業中に集中していれば、短時間で復習する事が出来ます。学校・部活・塾と、忙しい中学生がだらだらと長時間かけて勉強する事は非効率です。睡眠不足にもおちいり、集中力が下がってさらに時間がかかるという悪循環になります。塾の復習は短時間で仕上げ、睡眠時間をしっかりとるように 心がけましょう。
短時間復習のコツは、宿題で間違えた問題や授業中に十分理解出来なかった箇所に授業を受けているその場でチェックをつけておくことです。帰宅してからの復習はチェックがついている箇所をすれば良いのです。授業中に理解出来た箇所は、授業と授業の間の休憩時間などにさっと復習して確認しておけば、記憶は確実に定着します。
中2、中3になっていけば、学習する内容はさらに増えてきます。能率よく、効率的に勉強する事が大切になります。中1では、短時間で得点力を上げる勉強が出来る習慣を身につけて欲しいと思います。
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