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新高1生へ 第2回

久保克己

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テーマ:高校1年

前回は「新高1生へ」と題して注意したい事をお話しました。今回は、より具体的にお話したいと思います。


高校での注意点は何より、授業のスピードについていく事でしょう。授業のスピードについていくためにも、高校の授業は予習をして臨みましょう。高校では原則として生徒が予習をしてきている事を前提に授業が進みます。高度な内容をかなりのスピードで進むわけですので、気を抜くと一気に分からなくなります。小中学校の先生は出来る限り全員が理解出来るように説明してくださいますが、高校では「頑張ってついてきなさい」という授業になると考えると良いでしょう。予習して分かりにくい箇所を洗い出す→授業では予習で理解出来た箇所は再確認する。分かりにくかった箇所は特に集中して理解する→短時間でも良いので習った事を確実に復習する、という学習パターンを確立しましょう。予習、復習という家庭学習を効率的に、短時間で済ますには、とにかく授業を大切にする事です。授業中に理解出来る限り理解し、覚えられる限り覚えましょう。それが出来るようになれば自然と、家庭学習は効率的に出来るようになります。


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久保克己(塾講師)

株式会社京進

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