新高1生へ 第2回
前回は京進を例にとって個別指導の形態個別指導を受講する上での注意点をお話しました。今回は、「新高1生へ」という内容でお話したいと思います。
まずは進学おめでとうございます。
中には第１志望ではなかった人もいるでしょうが、一番大切な事は自分の高校生活を楽しくする事だと思います。「第１志望じゃなかった」「行きたい高校じゃなかった」と思う必要はありません。何が素晴らしいかというと、中学を卒業して高校という次のステージに踏み出す事が素晴らしいのです。新しい環境、新しい友人、新しい先生。中学の頃より広がる世界。結果はどうであれ、高校入試は終わったのです。入試の結果にとらわれることなく、新しく始まる高校生活を楽しみましょう。ほとんどの人はたった１回の高校生活なのですから、胸を張って、わくわくしながら高校というステージに踏み出しましょう。高校入試に向かって勉強した努力は決して無駄にはならないのですから。
ただし、浮かれていてはいけません。高校になると中学の頃とは比較にならないような高度な学習が速い進度で進みます。また、難関校と呼ばれる高校に入学した人は、入学後すぐに厳しい競争が始まります。難関校には各中学で学力がトップレベルだった生徒達が集まります。その中での学習になり、その中での順位になります。中学の頃に学年でトップレベルだった生徒が難関校に入学していきなり下位になってしまう事も珍しくありません。
最初の中間テストから油断せずに準備して臨みましょう。
では、高校に進学するにあたり、どのような事に気をつければよいでしょうか。
次回は、気をつけたいことを具体的にお話したいと思います。
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