集団指導と個別指導第2回
最近、通塾しておられないお子様をお持ちのお母様から「集団指導と個別指導の違いを教えてください」というご相談を何件か頂いております。そこで京進を例にとって集団指導(クラス指導)及び個別指導の形態と特徴についてお話した上で前回は集団指導のメリットについてお話しました。今回は集団指導を受けるにあたってご不安に感じられがちな事やデメリットと感じられやすい事について「集団指導を受けるにあたっての注意点」としてお話したいと思います。
<集団指導を受けるにあたっての注意点>
1.集団指導なので、しっかり授業を聞く、自主的に宿題や復習をする、などをしないとただ通っているだけになる可能性があります。もちろん、塾では必要に応じて宿題チェックや理解度を確認するための発問を行いますが、あくまで集団指導の中での取り組みであることをご理解ください。
2.テストが多いので、毎回の点数のアップダウンや友人との優劣を気にしすぎると通塾が精神的につらくなる場合があります。テストは得点力アップのためのツールです。テストに向けて勉強する、間違えた所をやり直す、というサイクルを回して欲しいと思います。また得点については、毎回のアップダウンで一喜一憂しない事です。思うように得点が取れなければ「次こそ頑張るぞ」と、前向きに考えて欲しいと思います。
3.原則として個人補習はしません。しっかり授業を聞いて自主的に宿題・復習をすれば理解出来る、という事が前提です。「成績が伸びないから」「分からなかったから」「授業中にしっかり聞いていなかったから」個人補習して欲しい、というご要望には原則としてお応えしません。また、「あの先生と相性が悪いから先生を変えて欲しい」というご要望も集団指導では原則として受け付ける事はありません。
4.授業を休んだ場合は原則として振替授業はしません。授業を休んだ場合は自分で休んだ部分を勉強してもらう事になります。何より、決まった時間割できっちり通っていただく事を大前提にしています。
集団指導で伸びるためには、集中して授業を聞き、自主的に復習、宿題をして、成績のアップダウンも前向きに考えて、授業は極力休まず、休んだ場合は自主的に抜けた部分を勉強することが要求されます。
これだけ書くと大変そうに感じますが、生活サイクルや勉強のペースが出来てきたら、当たり前の事のようにこなしていく事が出来ます。これを当たり前にこなしていく事が出来るようになれば、一人で勉強していたのでは難しかったほどの学力アップが望めるでしょう。
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