新高1生へ 第2回
前回は、新高1生を対象として、生活面、勉強面などについてお話しました。今回は前回に引き続き、新高1生を対象として、テスト勉強の仕方、テストの受け方についてお話したいと思います。
具体的なテスト勉強の仕方、テストの受け方をお話する前に、成績アップと大学受験に向けて大切な事をお話します。それは、高校の先生の指導を素直に聞く、という事です。
大学への進学実績の高い高校の先生からこんな話を聞いた事があります。「高校の成績や大学進学について、高校入学時の成績とは必ずしも一致しません。高校入学時はぎりぎりで合格した生徒が3年後に超難関大学に現役で合格する、などという事は良くある事です。どんな生徒が高校で伸びるかというと、素直で努力を惜しまない生徒です。高校の指導を素直に聞いて、指示されたことや出された課題は嫌がらずにしっかりこなす生徒です」
高1生はまず、高校の先生の指導を素直に聞いて、言われたとおりに一所懸命、取り組みましょう。これが始めの一歩です。これが完全に出来たら次の段階として、自分なりの勉強方法を工夫する事が出来るようになると思います。
高校のテストは、中学のテストと比較するとレベル、問題量ともに一気にアップします。テスト用紙に向かって解き方を考えているようでは、時間が全く不足する事でしょう。高校のテストで高得点を取るためには
①授業で取り上げた問題やテキストに出ていた問題は完全に理解・記憶しており、テスト問題を見た瞬間に一気に模範解答を書いてしまう事が出来る。
②授業で習った問題を一気に仕上げ、残った時間で未知の問題を考えて解く。
という事になります。
つまり、授業で取り上げた問題やテキストに出ていた問題は理解した上で「完全に覚えている」という所まで繰り返しておく事です。これが出来れば高得点が狙えます。テスト勉強としては、「テスト範囲を見直して理解しておく」ではなく、「テスト範囲の問題は、理解した上で、解き方から解答まで記憶しておく」という所まで仕上げて欲しいと思います。
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