新高1生へ 第2回
前回までは、「効果的な塾利用法」をお話してきました。今回は、新しく高校生になったお子様をお持ちの保護者様にお話したいと思います。
生活面
中学の頃とは大きく変わります。特に変わるのは友人関係です。多くの高1生が最初に悩むのが「友達がいない」という事です。中学時代の友人達の多くが同じ高校に行ったとしても高校はクラスが多く、離れ離れになる事が多々あります。ましてや、中学時代の友人達がばらばらの高校に進学した場合は、「高校に入学したら知らない人だらけ」という事になります。「さみしい」「友人が欲しい」と思っている高1生は多くいます。焦ってネットなどで友人を求めて騙されるケースもあります。高校生だからと放置せず、出来るだけお子様に話しかけてあげてください。この時期を乗り切れば、1年も経たないうちに新しい友人が出来て、気持ちが安定してきます。
勉強面
高校になるとレベル、スピードともに中学の頃とは比較にならないほどアップします。高校の勉強でポイントになるのは予習です。何故なら、高校の授業は生徒が予習してきている事を前提として構成されているからです。小学校・中学校の授業は、全員が理解できるように、先生が一つ一つ噛み砕いて説明してくださいますが、高校では自主性が問われます。授業に臨む時は、必ず予習しましょう。例えば英語では本文の読み込みと単語・熟語調べ、数学では例題の解法を理解しておく事は必須でしょう。その上で十分理解できた所と分かりにくい所を分けておきましょう。授業は集中して聞く。分かりにくい所はより集中して聞く。習った事は短時間でも良いので必ず復習して知識を定着させておく。それが出来てやっと「高校の学習サイクルが出来た」と言えます。
成績
特に難関と言われる高校に進学した場合、成績面では非常に厳しい競争が待っています。各中学でトップレベルの成績を取っていた生徒達が集まっているわけですので、少し気を抜くと成績が一気に下がります。「いままでこんな成績、取った事がない」というような成績を取って、自信を失ってしまう場合もあります。これを防ぐには、テスト勉強の仕方、テストの受け方を見直す必要があります。
次回は、高校のテストで好成績を収めるためのテスト勉強の仕方、テストの受け方についてお話したいと思います。
<お知らせ>
①京進の夏休み講習のお知らせ
京進HP
②さらに広く学習相談を受け付けるため、学習相談専用のフリーダイヤルを開設しました。
京進これから研究所内「江川先生の学習相談ダイヤル」:0120-770-878
5月8日(火)スタート
すでにお子様の学習相談や受験についてのご相談電話を多数いただいております。
電話受け付け:祝日を除く、火・金の13:00~18:00
お子様の勉強についてお気軽にご相談いただければと思います。
(京進これから研究所とは?)
京進これから研究所では、将来にわたって生徒さんに役立つ何かを提供できるように教育企業としてできることを日々研究しています。新規事業の種(シーズ)の収集や新商品の開発、教育指導方法、生徒さんのやる気向上の問題などを研究しております。