中学受験にむけて、直前期に気をつけておきたい事 第3回 手続きについて
前回は、中1で苦手にする生徒が多い単元の具体的な勉強方法をお話しましたが、今回から中学受験にむけてのお話をしたいと思います。
<第1回 受験パターンについて>
2013年1月19日(土)から関西地区の中学受験がスタートします。近年の中学入試は、前期・後期を実施する中学や午後入試を実施する中学などが増え、組み合わせ方によっては、かなりの数の入試を受験する事ができます。どのように組み合わせて受験するかは、ご家庭と塾とでよくご相談いただきたいと思います。
○試し受験をお勧めします。
気をつけていただきたい事は、第1志望校の入試が1月19日(土)解禁日に行われる場合です。受験の雰囲気に慣れるためにも、第1志望校の前に「試し受験」をしておきたいと思われる保護者の方もいらっしゃると思いますが、関西では2006年から入試解禁日が統一されているため、「試し受験」をする事が難しくなっています。そのような場合は、函館ラサールや愛光、土佐塾などの県外入試を利用する方法があります。県外入試は概ね1月8日前後に大阪などで入試が実施されます。情報をチェックして、受験を検討されたらいかがでしょう。大切な事は、「試し受験」はあくまで入試の雰囲気に慣れるためのものであり、合否を気にしない事だと思います。
○出願までに受験校が決まらない場合
それと、受験生の保護者が悩まれる事として意外に、こんな事があります。たとえばA中学とB中学が同一受験日で、願書を提出する時期になっても、A中学かB中学のどちらを受験するか決められない!どうしよう・・・と相談してこられる場合です。
願書を出す時点でどうしても決められないと悩んだときは、出願校分の受験料が必要になりますが、A中学とB中学の両方を出願すれば良いのです。両方に出願しておいて、受験日までにどちらを受験するかを決めましょう。実際の受験が近づいてきて出願状況がはっきりしてきたら、案外、気持ちが決まってくるものです。
次回は、10月17日(水)に、「受験直前の模試の活用法」についてお話したいと思います。
<お知らせ>
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5月8日(火)スタート
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