「塾ジイの日記」32 ―諦めという名の鎖を身をよじってほどいてゆく―
夏休みが終わり、9月から学校でも塾でも通常授業に戻ります。
受験生にとっては、いよいよ追い込みの時期になってきます。
様々な模擬試験も始まります。
京進でも
・統一テスト
・全県模試
・合判テスト などなど、様々な模擬試験があります。
模擬試験を受けた時、生徒・保護者の皆様がまず気になるのは、
偏差値や順位、志望校への合格可能性です。
もちろんだと思います。
確かに、そうしたデータは、模擬試験を受験した時点での
自分の「位置」を示していますので、大変参考になります。
ここで、わたしが模擬試験を受けた方にお伝えしたいのは、
模試試験を受けっぱなしにして、結果だけで一喜一憂しているのは
とてももったいないということです。
模擬試験の問題は、
問題作成者が入試問題傾向を調査し、研究して出題します。
「入試で、模擬試験でやった問題と、似たような問題が出た!」
というケースはよくあるのです。
受験生の皆さんは、これから、様々な模擬試験を経験されます。
テストを生かすコツは、
分からなかった問題、出来なかった問題をしっかりと復習し、
解き方を理解して、覚えてしまう事です。
そのためには、出来なかった問題を何回もやり直す事が大切です。
これをしっかりとやっていけば、皆さんが受けた模擬試験は、
皆さんに大きく役立つでしょう。
今年は猛暑でした。9月に入っても、暑い日が続くそうです。
暑さに負けずに、
「絶対に受かるぞ!」という気持で勉強に取り組んでいただければ、と思います。