38年目のご挨拶
コイズミデザインファクトリーでは一人のデザイナーが何役もの仕事をこなします。例えば、基本的に全員がデザイナーですが、グラフィックデザインもやればWEBデザインもやります。と、ここまでは良くあるケースですが、うちではさらに同一人物がイラストも描き、テキスタイルデザインもこなします。また別のスタッフはグラフィックデザインの他に手芸のテキストを制作したり、写真撮影をこなしたりします。さらに別のスタッフは商品企画やブランディングとグラフィックデザインの掛け持ちをしたりもします。一人のデザイナーがいくつものスキルを持つことで仕事を受注する体制も整い、進行もスムーズになるのです。
そして何よりも違う領域の仕事を手がけることで発想の転換や応用が利き、大きな相乗効果が生まれます。
ただ、このことは他の事務所も理解はしているのですが、実践できているところはほとんどありません。なぜならやるべきことが多いほどデザイナーの努力を要するからです。
それでもコイズミデザインファクトリーではあえてその難関に挑み、長い年月を経てようやく実践できるような体制になってきました。35年という経験と実績がそれを確実なものとし、他社との大きなアドバンテージになってきたように思います。