市役所25年・市議・宮司・農業。異色の経歴が生んだ「行政書士でも弱者の味方」の原点
行政から不当な処分を受けたとき、どう対抗すればいいのか。多くの人がそこで立ち止まってしまいます。しかし、行政機関の処分に対しては「行政不服申し立て」という正式な手続きがあります。一定の研修と考査を修了した特定行政書士だけが担える業務で、不服申立書の作成・提出・主張の整理を本人に代わって行い、正式な手続きを通じて行政に再検討を求めることができます。
私がこの業務を担える背景には、25年間の福岡市役所勤務と市議会議員という経歴があります。市役所では、法制執務・情報公開・人事採用・行政改革・市長直属スタッフ・議会事務局の法制係長など、行政の中枢部門を幅広く歴任しました。市が被告となる訴訟を扱う部署での経験も含め、行政の意思決定の仕組みを内側から熟知しています。市議会議員としては行政を監査する立場も経験し、「担う側」と「監視する側」の両方の目を持つことができました。
「建設業・飲食店の開業が認められない」「農地転用の許可が下りない」「廃棄物処理業の停止処分を受けた」「罰金や行政処分に納得できない」。こうした場面で、感情的に訴えるのではなく、法令と事実関係を整理した上で冷静に申し立てることが重要です。さらに2026年には行政書士法改正により特定行政書士の業務範囲が広がる見込みで、より多くの行政問題に対応できる体制を整えています。


