萩原顕治プロのご紹介
職人の経験知とテクノロジーを駆使し、九州一円で造成工事など土木業を展開(3/3)
個人へのサービスにも力を入れ、庭や遊休地の整地、木造住宅の解体に対応
現在、萩原さんは主に地場の建設会社から工事を請け負っていますが、今後は個人に向けたサービスにも力を入れていきたいとのこと。例えば、庭づくりをする際に土を入れて整えたり、砂利を敷いたり、遊休地の整地といったリクエストに応えていくと言います。
「自宅の外まわりをきれいにしたい、所有している土地を活用したいというご要望をお持ちの方は多いでしょうが、『どこにお願いすればいいか分からない』という声をよく聞きます。これまでも知人に頼まれたときに対応していたので、皆さまのニーズをくみ取ってお役に立ちたいと思っています」
さらに、木造家屋の解体も行っていて、昨今は日本全国で空き家が増加しており、山鹿市も例外ではありません。手入れが行き届かない無人の家屋は劣化が進み、倒壊のリスクが高まる上、景観や治安の悪化にもつながります。
「解体工事業を通じて空き家問題の解消、地域の発展に少しでも貢献したいのです。山鹿市は自然が豊かで都会へのアクセスもよい住みやすい街。宿場町として歴史があり、温泉も多彩です。観光資源も含め、活性化を促すさまざまな可能性を秘めています」
新しい事業を始めるためにも、「組織体制を盤石にしたい」と萩原さん。職人の採用と育成、処遇の向上にも努めていきたいと語ります。
「法人化して数年がたちましたが、改善すべき点は多々あります。一つ一つ正し、かつての勤務先に近づきたいですね」
(取材年月:2024年5月)
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