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熊本でクモ(蜘蛛)にお困りの方は今すぐチェック!クモの予防と駆除のコツ

田代雄介

田代雄介

テーマ:クモ(蜘蛛)

クモは、家の中に入ってくる他の害虫を食べてくれるので、昔から益虫と言われてきました。
しかし電気が普及して明るい時間が長くなった昨今、光に集まってくる虫を食べようと、クモもたくさん集まって来ます。
気付いたらベランダやエントランスがクモの巣だらけで、何とかならないかとご相談を受けることが多いのです。

それで今回は、クモの予防と対策、ダスキンのクモ対策についてもご説明いたします。
まずはクモの基礎知識を知りましょう。


クモの生態と習性を知る

クモと言えば、糸を張って巣を作るイメージですが、実は全てのクモが巣を作るわけではありません。
クモの巣を張らず徘徊してエサを捕食するクモと、クモの巣を張ってエサを捕えるクモがいます。
また、中には強い毒を持つ種類もいます。
日本に確認されているのは1500種類ほどで、よく見かける身近なクモは以下の通りです。

身近にいるクモ

・ハエトリグモ

ハエトリグモは体長1cm程のクモです。巣は張りませんが素早く跳び回り、その名の通りハエを捕食します。家の中では流し台の周りや窓際で見かけることが多いです。

・ジョロウグモ

ジョロウグモは、黒い体に黄色や赤の模様が入っています。見た目から毒を連想しがちですが、毒性はほぼありません。庭や軒先、雑木林といった場所に大きな巣を張り、巣にかかった虫を捕食します。

・アシダカグモ

アシダカグモは大きい個体で、体長は足を含めて10cm以上になるものもいます。家にいるゴキブリなどの害虫を捕食するため、「家の守り神」などと呼ばれることもあります。巣を張らず、虫を待ち伏せて捕食する徘徊型のクモです。

・オオヒメグモ

オオヒメグモは、大きく丸い灰色のお腹が特徴的なクモ。家の中でよく見かけますが、洞穴や高山などさまざまな場所に生息しています。

・イエユウレイグモ

イエユウレイグモは、足が長細いクモです。足が長いため、体長はアシダカグモと同じく10cmを越えます。人家によく生息しますが、なかなか気付かれにくいためその名が付けられました。

毒性を持つ種類

・カバキコマチグモ

体色がカバ黄色していることからこの名前がついています。ススキなどイネ科の雑草が繁茂する草むらに多く住んでいて、網を張らず草の間を歩き回って獲物を捕まえます。
咬まれると激しい痛みが半日から一日程持続し、炎症を起こします。

・セアカゴケグモ

もともと東南アジアやオーストラリアにのみ生息していましたが、現在では日本全国で見られます。
背中に鮮やかな赤い模様を持つメスが毒を持っています。咬まれると主な症状は痛みで、他に発汗、発熱、発疹が起こる場合があります。


クモの習性

光に集まる虫を捕獲しに来るので、街灯や玄関灯、窓辺等に巣を作ります。
また、天候の影響を受けにくい軒下にも巣作ります。
そしてクモは、同じ場所に巣を張る習性があります。
セアカゴケグモの巣は異なり、生息場所は道路脇の側溝の内部や隙間、コンクリートの割れ目などの日当たりがよく、適度に隙間がある場所を好みます。地面から30cmの低い位置に巣を作る傾向があります。

クモによる被害

見た目が不快

基本的に無害な虫ですが、見た目が苦手な方は多いと思います。
家の中を徘徊していたり、卵を産みつけたのを発見すると、気分の良いものではないかもしれません。

不衛生

建物にクモの巣が張っていると、見た目にも不潔感や建物が古い印象を与えます。
クモのフンが洗濯物や床や壁についてしまう場合もありますし、手が届かないような場所にたくさん巣を張られたりすると、除去を業者に頼むなど大掛かりになってしまうかもしれません。

毒グモによる健康被害

カバキコマチグモもセアカゴケグモも大人しいクモのため、いたずらに刺激を与えなければ咬まれることはありません。しかし咬まれると痛みの伴う症状が生じますので、素手で触れたりないようにしましょう。


被害を抑えるには、クモの巣を取り除くだけでは効果はありませんクモ自体を除去するか、クモの巣を張らせない対策が必要です。

では、自分で出来るクモ対策にどんな事があるでしょうか。

自分でできるクモ対策

●忌避剤を散布する

忌避剤を散布することで、クモを寄せ付けないようにします。噴霧したところに一定期間クモが近寄りにくくなるスプレーなど市販のものを使用すると良いでしょう。

●クモのエサとなる害虫を駆除する

エサとなる虫を駆除することによって、クモが集まるのを防ぎましょう。毒餌剤やくん煙剤などを用いて、エサになるゴキブリやハエ、ダニなどの小さな虫を駆除できます。

●定期的な清掃

クモを寄せ付けないためにも、日頃からのこまめに掃除をしましょう。クモのエサとなる虫が好む食べ物のカスやほこりを除去して、虫が棲みにくい清潔な環境を作ることが大切です。

●侵入させない

窓やドアを開けっぱなしにしていると、クモだけでなくクモのエサとなる虫も入ってきます。
侵入元となるところはこまめに閉める、換気口は防虫網を付けるなどして侵入を防ぎましょう。

「やってみたが効果がない」
「クモの巣が多すぎて手に負えない」
「高いところに作られて駆除は難しい」

そんな時はご相談ください。
当社では、不快害虫駆除サービスとして「クモ駆除」もおこなっております!

プロが実際に行う効果的な駆除方法

①事前調査

お客様からのヒヤリングをもとに、クモがよく出る軒下、窓枠、換気口、通気口、エントランス等を調査します。

②除去作業

外壁やガラス外面、軒下に張ったクモの巣およびクモを除去していきます。
専門の道具を使用するため、手の届きにくい箇所もお任せください。




③薬剤散布

ダスキンが厳選したプロ用の薬剤を、状況に合わせた方法で散布。
飛翔害虫にも有効な成分を含んだ薬剤も取り揃えております。




④オプション作業

現場の状況に応じて必要な資機材や作業を追加します。
例えば、窓などのガラス部分にネル布を用いて薬剤のコーティングを行います。また高所の場合、高所作業車を使用する場合もあります。(実際に高所作業車を使ったクモ駆除の様子は当店のブログをご覧ください)




定期管理がおすすめ

ご依頼は1回からでも可能ですが、薬剤の効果は限定的ですので、クモを寄せつけにくい環境を作るためには定期的に予防するのが効果的です。
クモが活発になる春から秋にかけて、基本的に1ヶ月に1回の管理をおすすめしております。

まとめ

今回はクモの予防と対策をご紹介いたしました。
クモは身近な虫ですが、自分で完全に駆除することは難しく、中には毒を持つ種類もいます。
確実で安全に駆除したい時には、プロの業者にクモの駆除や予防を依頼してみてはいかがでしょうか。

お気軽にお問い合わせください。

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田代雄介
専門家

田代雄介(害虫獣防除業)

有限会社アースブルー(ダスキンターミニックス熊本水前寺店)

使用する薬剤と施工場所、その効果について細かく説明し、明文化した上で作業を実施します。例えばシロアリ駆除であれば、施工から5年間は毎年無料診断を実施。そこで万一シロアリを発見したら無償で再施工します。

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