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住宅ローンの存在

2022年3月2日

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 債務整理 自己破産任意売却

夫婦が離婚する際には様々な話し合いが行われますが、その代表的な内容の1つに住宅にまつわる協議があります。
これは現在住んでいる住宅をどちらの所有不動産にするのか、そしてそのまま住み続けるのか或いは売却するのかといったことです。

一言に住宅とは言っても大抵の家庭では住宅ローンが残っており、財産分与の観点からこのローンの存在も無視するわけにはいきません。
これはまさに債務ですから、どちらが引き継ぐかについては揉める可能性が非常に高いのも特徴です。


もし離婚をするとなって住宅ローンが課題となったら、どう行動を起こせばいいのか確認していきましょう。
まず重要なことは、その不動産の名義やローンの契約内容を見直すことです。名義を調べるには登記簿謄本を取得し、正式な所有者が誰なのかを予め確認しておくのが大切になります。また不動産の価値を把握するため、複数の業者や鑑定士に住宅の査定をお願いすることも忘れてはいけません。

価値を正しく把握することで、そのまま住み続けるのか売却するのかをスムーズに決められるでしょう。大抵は夫側と妻側でそれぞれに別の業者へ査定依頼をすることが多いですが、双方が同時に立ち会えるようなら一度の機会で価値を見極められるのが理想です。


住宅ローンが課題となってしまったら

もし離婚をするとなって住宅ローンが課題となったら、どう行動を起こせばいいのか確認していきましょう。
まず重要なことは、その不動産の名義やローンの契約内容を見直すことです。名義を調べるには登記簿謄本を取得し、正式な所有者が誰なのかを予め確認しておくのが大切になります。また不動産の価値を把握するため、複数の業者や鑑定士に住宅の査定をお願いすることも忘れてはいけません。

価値を正しく把握することで、そのまま住み続けるのか売却するのかをスムーズに決められるでしょう。
大抵は夫側と妻側でそれぞれに別の業者へ査定依頼をすることが多いですが、双方が同時に立ち会えるようなら一度の機会で価値を見極められるのが理想です。

ローンの契約内容の確認

ローンの契約内容の確認は、同時進行で行うのがおすすめです。債務を誰が背負っているのか、長年住み続けていると夫婦のどちらかが知らない間に債務者の変更がされていることもあります。レアケースではあるものの、離婚を考え始めた時期や準備期間によってはもしかすると契約内容を配偶者に変えられているかもしれません。金融機関の方に連絡を取り、詳細の把握を早めに行っておくと安心です。

契約内容が確認できれば、肝心要の住宅ローンの残高も判明します。実はこの残高こそが一番重要な項目であり、住宅の査定によって出た価値と比べることで大きく見方が変わります。仮に住宅の価値よりも残高が少なければ、そのまま売却することで利益を生み出すことが可能です。逆に残高が住宅の価値より高ければ、売却をしても完済することができないばかりか債務だけが残ります。
基本的には、債務残高を全て弁済しないと抵当権(不動産に設定された担保)が消えませんので、事実上 不動産の売却はできません。

でも絶対に売却できないのか?と言われると・・そうでもなく
任意売却なら可能です!


オーバーローンとアンダーローン

この住宅ローンの残高の方が多くなってしまう状態をオーバーローンと呼び、オーバーローン状態の住宅は財産分与の過程で押し付け合いになってしまうことも多いです。無論そのまま住み続けて、従来通りに毎月の返済をしていけば問題はありません。ですが住み続けることはしたいが返済はしたくないと主張する例も意外とあり、協議が長引く覚悟はしておいた方がいいでしょう。

一方でオーバーローンとは逆の状態のことをアンダーローンと呼ぶのですが、アンダーローン状態の住宅は文字通りプラスの財産となりますので、どちらも所有者になりたがる可能性が高いです。この場合は双方が納得できるのであれば、その住宅を売ってしまいそれで得た金額を分割して得るのが理想的でしょう。

住宅ローンでお悩みなら私達にお任せ下さい
一昔前は住宅は夫が買って持つものというイメージがありましたが、今は妻の方が家計を支え大黒柱になっている家庭も少なくはありません。元々の名義人ではない方が住宅を引き継ぐ場合には、名義変更を忘れずに行いローンの返済をどちらが続けるのかも決めなくてはいけません。

査定や確認の手続きに数週間掛かることもありますから、離婚をする運びになったら早めに行動を起こすことが推奨されます。在宅ローンでお悩みなら株式会社Craneにお気軽にご相談下さい。住宅ローン滞納・競売・任意売却など・・
あなたのお悩みをご解決致します。

この記事を書いたプロ

鶴崎和弘

厳しい状況にある企業や個人の再生を徹底支援するプロ

鶴崎和弘(株式会社Crane)

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