外貨建てMMF!

長島武

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テーマ:投資

NYダウとナスダック指数(1年)です。
NYダウとナスダック指数
NYダウは、連日、高値更新しています。ナスダック指数は、高値を更新していないですね。元から、NYダウは、ナスダック指数に比べ遅れていたとの見方もありますが、どうですか。
 民主党と共和党の政策をみても「怖い」という感じがしますね。民主党の政策には、キャピタルゲイン課税の大幅アップ、富裕層に対して、未売却株の含み益に対する税金も検討されているとか。まだ、正式に決まってないと思いますが、米国の創業者の方々が、保有株式を減らしているのも納得できますね。
 毎回、案内している外貨建てMMFについて説明しておきます。
安全性の高い短期の国債などで運用されている投資信託です。
投資信託なので、元本保証ではありませんね。信託報酬もかかりますが、その信託報酬を差し引いた後のリターンを年率換算利回りで表示されています。
 証券会社で特定口座・源泉徴収ありの口座を開設していれば、税金の計算(分配金は利子所得、為替差益は申告分離課税)は、証券会社でやってくれます。株式との損益通算もできますね。仮に、預けている証券会社が潰れても、お客様の資産は、分別管理されており、守られていますね。
 以前は、NZドルMMFや豪ドルMMFなどもありましたが、コロナショック以降、世界的な金利低下の影響受けて、繰り上げ償還となりましたね。ドル建てMMFは、市場の厚みが違うので、繰り上げ償還の可能性が100%ないとは言えませんが、可能性は低いと思いますね。
 買い付け手数料も解約手数料もかかりませんね。
 チァンスがくるまで、嵐がすぎさるまで、ドル建てMMFで待機もありだと思っています。普通、1年~3年の間に起こりえる景気の変動からくる相場の変動であれば、慌てることなく、「どっしり」構えていいと思います。しかし、2013年から実施している異次元緩和の出口にさえ、たどり着けない日本で株式市場だけ上げ続けることは、疑問を持たざる得ないですね。米国にしろ、大統領選挙までは、なんとか、上昇相場が、続くかもしれませんね。しかし、NYダウ市場最高値、不動産高騰している米国で、9月にFOMCで金利の引き下げが必要なのでしょうか。楽観は禁物ですね。
 今は、自分の資産を守るために、資産シフトするべき時だと思っています。
 

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長島武
専門家

長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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