四季報を通しての銘柄研究:熊本の企業1
熊本の上場企業6銘柄、2024年3月期、会社四季報の推移に2024年夏号を加えたものです。
会社四季報業績予想は、東洋経済社の予想になります。本来は会社予想とは違い、会社予想と違う場合もありますね。
この夏号に記載されているのは、ゴシックにしてあります。3月決算のヤマックス、平田機工、九州FGは、2024年3月期は結果を、6月決算のリブワーク、ビューティー花壇、12月決算のグリーンランドリゾートの2024年決算期は予想になっています。
下の1口コメントも四季報夏号の各企業のページの言葉です。
四季報推移から売買の参考にすることができます。
ヤマックスを例に見てみます。決算発表だけを見るとこうなります。
(単位百万円) 売上 営業利益 1株利益(円)
2022年3月期 15771 536 38
2023年3月期 18031 833 56.2
2024年3月期 20807 1824 134.7
2025年3月期(予) 21500 2000 140.1
ヤマックスの2025年3月期(予)は、会社が2024年3月期を5月9日に発表した会社発表の数字になっていますね。2024年3月期の伸び率に比べ、2025年3月期は伸びが少ないと判断する投資家の方、大勢いますね。決算発表後、売りが出て株価は下がりましたね。しかし、上の四季報推移で見ていくと、2024年3月(予)営業利益は当初1000百万円だったのがわかります。中間期から上方修正を続けて、会社側が発表した最終の営業利益は、1824百万円なったのです。今年も同じ動きになるかどうか、わかりませんが、四季報1口コメントは、「連続最高益」の言葉があります。
四季報の業績推移を見て、企業の来期予想の出し方を考えて、売買の参考にする価値あると思いますね。