少しずつ 債務にフォーカスが当たっている

長島武

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世界のリスク
2024年一般会計で国債の利払い費を9兆6917億円計上して、コロナ前と比較したら日本の利払い費が、1.3倍になってきていますね。
金利が上がる⇒日本銀行が発行する国債の利率は高くなる(日本銀行が払う)⇒日本銀行が大手銀行に払う付利金利も上がる(マイナス金利からプラス0.1%)⇒日本銀行が受け取る利息はあまり増えない(10年債の国債の利率は10年間固定、この比重が大きい)
市場の動きは、為替介入がありましたが、
4月29日 160.03円
5月 3日 151.85円
5月17日 155.65円
押し戻されていますね。

通貨が安くなることは、輸入品の価格は高くなります。インフレですね。中央銀行の一番の仕事は、インフレ対策と言われています。円とドルの関係だけではないのですが、円安を防ぐために介入をすると、円高=ドル安にするための介入ですから、当然、ドル安になりますね。ドル安⇒アメリカの物価高⇒アメリカのインフレになりますね。大統領選挙の年でなければ、協調介入とかもあり得たかも知れませんが、アメリカにしろ、インフレは、物価高は、国民の反感を招きます。アメリカの高官が、最近、為替レートは市場に任せるものだと、日本をけん制していますね。
下の日経新聞の記事のグラフをみると日本が金融緩和を続けて、いかに市場
にお金をバラまいていたかが、わかりますね。このバラまいたお金の回収が遅れると金利を上げられない状況が起きてくるのです。
円資産だけ保有している方は、外貨資産の保有をお薦めしますね。
金融正常化の道

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長島武
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長島武(ファイナンシャル・プランナー)

長島FP事務所

ブラックマンデー、リーマン・ショックなど経験して資産運用の怖さも十分に熟知。お客さまに合う商品を案内できる金融機関に属さない独立系FPとして、資産運用のアドバイスや退職金や年金分野を得意としてます。

長島武プロは熊本朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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