会社四季報2024年秋号比較(熊本6銘柄)
四半期ごとに東洋経済社が発行している「会社四季報」があります。12月(新春号)、3月(春号)、6月(夏号)、9月(秋号)と年4回発行されますね。会社の内容がよくわかります。ネットで有価証券報告書が見れる時代ですが、やはり、四季報は、手元に置きたい本ですね。会社四季報の業績予想は、会社予想ではなくて、東洋経済予想ですね。私はアナリストではありませんが、会社四季報(2024年新春号)を通して平田機工(6258)を調べていきたいと思います。
特色:生産設備備エンジニアリング会社・自動車や半導体・家電関連など顧客多彩、産業用ロボットも
連結事業:自動車関連39、半導体関連37、他自動省力機器22、他3・・・・海外51
前号比増額 ⇑ と続いていますね。
会社の売り上げ構成や海外輸出比率など大まかな事がわかりますね。 まず、何をやっている会社かわかりますね。
次に、財務面ですが、
2024年新春号(単位:百万円)
資本金:2633
総資産:120754
自己資本比率:50.8%
利益剰余金:38745
有利子負債:34584
金利が上昇するときには、有利子負債は、マイナス要因になりますね。利益剰余金は、過去からの利益の蓄積ですから、注意しますね。これだけだけでは、わかりにくいですね。この数字を比較してみます。
2023年新春号(単位:百万円)
資本金:2633
総資産:108503
自己資本比率:52.1%
利益剰余金:34812
有利子負債:29432
有利子負債が増えていますね。自己資本比率は、下がっていますね。借金が増えたからですね。総資産は増えて、利益剰余金も増えていますね。借金を有効に使っているのではないでしょうか。
本文を見ていきます。
上振れ:、自動車関連はEV関連設備が大きく牽引。半導体関連は一部キャンセル等で減速気味だが、自動車向けパワー半導体が支える。・・・・25年3月期もEV関連伸びるが先行投資続く
増産体制:・・・半導体関連は台湾に続き上海、東南アジアで生産体制構築急ぐ
それから業績推移に目を移します。
売り上げ推移
営業利益推移
経常利益推移
純利益推移
1株利益推移
1株配当推移 等
それから上位株主をチェックします。平田機工の場合
外国人 投信
2023年新春号 16% 7%
春号 16% 7%
夏号 15.9% 6%
秋号 15.9% 6%
2024年新春号 20.4% 9.4%
外国人や投信も一時、売ったのですが、買い直しているのですね。比較することで四季報の活用が、生きてきますね。
株価推移
2023年1月4日初値 5430円
2024年1月4日初値 6190円
2024年2月1日終値 6680円
次も熊本の会社、四季報分析をしてみます。